ブルガリア共和国駐日大使、東北学院大学を表敬訪問 本学VSとブルガリアの国民的歌手によるミニコンサートで 東松島市の被災地、鳴瀬第一・二中学校を慰問 (取材のお願い)
2011年05月20日
この度、2年前に来学いただいたブルガリア共和国駐日大使との縁から、来る5月25日(水)に、リュボミル・トドロフ大使一行が、本学を訪問。
被災地で支援活動している「東北学院大学災害ボランティアステーション(VS)」を激励し、被災学生との交流会が開催されます。
その後一行は、東日本大震災の被災地である鳴瀬第一中学校を訪ねます。ここには校舎が壊滅状態の鳴瀬第二中学校の生徒が避難しており、両校の生徒たちを励ますため、ブルガリアの国民的歌手、ヴァリャ・バルカンスカ氏によるミニコンサートを開催します。運営には本学VSスタッフが携わります。
このコンサートは、被災地の生徒たちにメッセージを届けたいという大使の強い想いと、鳴瀬第一・第二中学校校長の協力により、教育時間を活用した音楽交流で異文化理解を深めるという目的で実現されるものです。
当日、大使一行の移動時間の都合により流動的ですが、被災地の野蒜地区に立ち寄り、現場での合同取材も検討中です。(そのため、同行取材の報道機関名を把握したいと思いますので、事前に取材のお申し込みを、広報課までお願いいたします。)
つきましては、ブルガリア共和国大使一行の本学表敬訪問、被災地への慰問、交流の模様をぜひ取材いただきたく、お知らせいたします。
記
○日 時: 5月25日(水) ブルガリア共和国 駐日大使一行 表敬訪問
*来訪者氏名 別紙①参照
○場 所: 東北学院大学 土樋キャンパス
○行 程: *詳細については 別紙②参照
10:20頃 本学土樋キャンパス到着
10:30 東北学院大学災害ボランティアステーション 訪問
10:50 大使一行と本学理事長・学長との懇談会
12:10 土樋キャンパス 出発(東松島市へ移動)
*移動中、野蒜周辺の被災地でメディア対応(約10分)
ただし、道路事情により変更になることもあります
13:30頃 鳴瀬第一中学校到着 鳴瀬第一・第二中学校生徒を慰問
14:10 「ブルガリア大使館との復興交流イベント」開演
~東松島市、ブルガリア、東北学院大学をつないで~」
15:00 閉会 東松島市鳴瀬第一中学校出発 仙台駅直行 帰途
プレスキット 別紙①
5月25日(水) 懇談者 【予定】
【ブルガリア共和国大使館】
○ リュボミル・トドロフ氏 駐日ブルガリア共和国特命全権大使
○ ベタル・ニコラエフ氏 文化広報担当、通訳
○ ヴァリャ・バルカンスカ氏 ブルガリア民謡歌手
○ ペタル・ヤネフ氏 バグパイプ奏者
○ その他 一行 全 6名
【東北学院】
○ 平河内 健治 学校法人東北学院理事長
○ 星宮 望 学長
○ 柴田 良孝 副学長
○ 齊藤 誠 副学長
○ 佐々木 俊三 学長室長
○ 中川 清和 図書館長
○ 佐々木 郁子 国際交流部長
全 13名
【東松島市】
○ 髙橋 裕子氏 東松島市立鳴瀬第二中学校校長
○ 岡崎 徹氏 東松島市立鳴瀬第一中学校校長
○ 木村 民夫氏 東松島市教育委員会 委員長
プレスキット 別紙②
5月25日 タイムスケジュール
5月25日 |
内容 |
場所 |
10:00~10:50 |
仙台駅到着→土樋キャンパスへ案内 災害ボランティアステーション スタッフ激励 |
仙台駅→東北学院大学土樋キャンパス |
10:50~11:20 |
大使と本学理事長、学長、副学長、国際交流部長、図書館長、学長室室長とのトップ会談 |
本館 院長室 |
11:20~12:10 |
大使と被災された学生2、3名が会話をしながらランチ |
8号館 会議室 |
12:10~13:30 |
東松島市の鳴瀬第一中学校へ移動 (途中、道路事情にもよるが、東松島市の被災地でインタビュー応対 10分以内を予定) |
土樋キャンパス →鳴瀬第一中学校 |
13:30~14:10 |
コンサート準備タイム、休憩等 |
鳴瀬第一中学校体育館 |
14:10~ |
「ブルガリア大使館との復興交流イベント」 ~東松島市、ブルガリア、東北学院大学をつないで~ |
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14:10~14:15 |
1 開会の挨拶 鳴瀬第二中学校 髙橋裕子校長 |
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14:15~14:20 |
2 ブルガリア大使館 トドロフ大使 挨拶 |
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14:20~14:50 |
3 ブルガリア歌手 ヴァリャ・バルカンスカ氏の ミニコンサート |
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14:50~14:55 |
4 鳴瀬第一・第二中学校生徒さんによるお礼の合唱 |
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14:55~15:00 |
5 答礼 鳴瀬第二中学校生徒さんより |
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15:00 |
閉会 |
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15:05~ |
鳴瀬第一中学校出発 ~ 仙台駅へ直行 |
鳴瀬第一中学校→仙台駅 |
プレスキット 別紙③ 1/2
出演歌手 ヴァリャ・バルカンスカ(Valya Balkanska)氏 プロフィール
ヴァリャ・バルカンスカ(Valya Balkanska):
「宇宙からの声」
ブルガリアにあるロドピ山脈の小さな村で生まれました。ロドピ山脈というとほとんどのブルガリア人は豊かな自然とバグパイプのきれいな音を想像するでしょう。
ヴァリャ・バルカンスカの歌の伴奏も、いつもバグパイプになっていて、そのためにいつも一緒に演奏をしているブルガリアのバグパイプの名演奏家、ペタル・ヤネフ氏も来日します。
ヴァリャ・バルカンスカの一番有名な歌は「イズレル・エ・デリョ・ハウドゥティン」で、トルコの支配者に反抗したデリョという人のことを歌っています。その歌は1977年に「ヴォイジャー・ゴルード・セレクション」という金のレコード盤に納められ、ヴォヤジャー宇宙船で宇宙に打ち上げられています。そのレコードには、遠く離れた宇宙のどこかにあるかもしれない地球の外の文明へのメッセージとして、わが地球からの声、ささやき、歌と音楽などが収められています。レコードにはヴァリャ・バルカンスカの歌う曲だけではなく、ルイ・アームストロング、ベートーベン、バッハ、モーツァルトなどの音楽も納められており、われわれ地球人の気持ちをほかの文明へ伝えるために長い宇宙の旅をしています。
ヴァリャ・バルカンスカは1965年から「国立ロドピ民族舞踊および民謡アンサンブル」のソリストであり、同じ年に「ブルガリア民謡祭」において金賞を受賞しました。それを機に多くの国でコンサートをして、ブルガリアの民族音楽を広めるために活躍しています。2002年にブルガリアの最高勲章である「スタラ・プラニナ」勲章を叙勲し、ユネスコの「地球の市民」に指名されました。
ヴァリャ・バルカンスカの宇宙的な声は今もブルガリア人のみならず、世界中の人々を魅了し続けています。
今回の東松島市鳴瀬第一中学校でのミニコンサートでも、バグパイプ奏者のヤネフ氏が伴奏し歌声を披露してくれます。
For further information:
About Valya Balkanska
http://simple.wikipedia.org/wiki/Valya_Balkanska
http://en.wikipedia.org/wiki/Valya_Balkanska
http://www.investbulgaria.com/people/ValyaBalkanska.htm
Songs
http://www.youtube.com/watch?v=6XBiuclQ1jQ&feature=related
http://www.youtube.com/watch?v=JcwOGVL-x9k&feature=related
プレスキット 別紙③ 2/2
バグパイプ奏者 ペタル・ヤネフ(Petar Yanev)氏 プロフィール
ペタル・ヤネフ(Petar Yanev):
「ブルガリアの著名なバグパイプ奏者」
1989年にソリストとして、ロドパ民謡及び民族舞踊アンサンブルに入団し、以降ブルガリアと世界中で活躍しています。ブルガリアの音楽及びダンサー連盟の一員、1996年に米ロサンゼルス芸術コンクール第一位受賞者。ヴァリャ・バルカンスカとは、この17年ほど共演し、バグパイプの美しい音でロドピ山脈の神秘的な雰囲気を世界中で再現し続けています。
▲ バグパイプ奏者ペタル・ヤネフ氏とヴァリャ・バルカンスカ氏
プレスリリース:学校法人東北学院 法人事務局広報部広報課
〒980-8511 宮城県仙台市青葉区土樋1-3-1/
電話:022-264-6423/E-Mail:koho@tohoku-gakuin.ac.jp