東北学院大学

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本学、阿部重樹教授が検討委員として参加した仙台市「震災復興計画」策定が終了 市議会で可決

2011年12月05日

 震災後、仙台市の震災復興計画の策定会議が、有識者や各分野の専門家を招へいし、これまで6回にわたって開催されてきました。去る11月14日に開催された第6回の復興会議で策定された計画案が、11月30日に開催された仙台市議会の臨時議会で、原案通り全会一致で可決されました。
 総括すると、甚大な被害を受けた沿岸部の復興事業、移転計画の他に、地滑りや擁壁崩壊などの被害を受けた丘陵部の住まい再建や地域経済の再生を中心としながら、広範で多様な課題が取り上げられています。その策定委員のなかには、東北学院大学経済学部共生社会経済学科の阿部重樹先生も参加しており、阿部教授が関わった復興プランの分野は、「復興のまちづくり-支え合う『自立』・『協働』まちづくり」として盛り込まれています。
 この震災復興計画の概要版は、近く仙台市から発行されることになっています。

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震災後、6回にわたって開催された震災復興会議 11月14日は最後の会議

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共生社会の立場の視点で今後の計画のあり方について言及する阿部重樹教授