東北学院大学

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『3.11 慟哭の記録』執筆・編集の学生スタッフ渡邉英莉さんたちが、朝日新聞社本社で取材を受ける

2012年06月22日

 6月15日に予定されていた、朝日新聞社東京本社での取材は、当日午前に舞い込んだビッグニュースのため、変更を余儀なくされ、翌日に持ち越されました。
 6月16日、今年2月に発刊された、教養学部地域構想学科・金菱清准教授の「東北学院大学 震災の記録プロジェクト編『3.11慟哭の記録』(新曜社)を中心に、執筆・編集に携わった同学科2年の渡邊英莉さんをはじめ今春卒業した元・編集スタッフ、小山悠さんと佐藤航太さんが集まり、記者の取材に応えました。
 インタビューは、渡邊英莉さんの被災体験やその後の生活など、2時間近くにおよびました。渡邉さんは震災当日、直前まで祖母と仙台市内で一緒に買い物をしていました。その後、七ヶ浜の自宅で大津波に浚われ祖母を目の前で亡くすという、壮絶な体験をしました。その日祖母からプレゼントとしてもらったブレスレットや、泥まみれになった祝儀袋などを目の前に、当時の生々しい状況が語られると、記者も思わず息を飲む場面も幾度となくありました。
 インタビューの詳細は、朝日新聞社会面で、6月下旬か7月上旬に組まれる予定となっています。

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震災当時のことを語った、教養学部地域構想学科2年 渡邊英莉さん

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朝日新聞東京本社内で取材を受ける金菱先生と、東北学院大学 震災の記録プロジェクトのメンバー