工学部環境建設工学科 武田三弘教授の研究が、16日朝のNHKニュースで紹介されました
2012年08月17日
東日本大震災による津波の被害を受けた住宅や橋脚などの塩害について調査をしている、武田三弘教授(工学部環境建設工学科)を含む研究チームの研究内容が、16日朝のNHKニュース おはよう日本 のコーナーの中で紹介されました。
[研究内容]
東日本大震災時に津波を受けた構造物が数多くあるが、津波に含まれる塩分によって、将来、これら構造物に悪影響を及ぼす可能性が考えられる。例えば住宅の基礎部や橋脚等の鉄筋コンクリートにおいては、浸透した塩分によって、コンクリート内部の鉄筋が腐食する可能性が考えられる。将来、この様な影響を受けるかどうかを調べるためにも、現地調査を行い、内部の塩分の浸透状況を調べている。
今後は、室内による促進実験を行い、これらの塩分の影響が鉄筋の腐食に及ぼす影響を調べていく予定である。
なお、この研究は、(社)建設協会からの支援を受け、東日本合同調査部会第5部門の被災構造物調査SWGの協力を受けて行っている活動である。
●関連記事(NHK NEWSWEB)
http://www3.nhk.or.jp/news/html/20120816/k10014308601000.html