2012年08月29日

　JST復興促進センターの「産学官連携による東北発科学技術イノベーション創出プロジェクト」の一環として実施されている「復興促進プログラム（マッチング促進）」および「復興促進プログラム（A-STEP）」の新規課題に本学研究者の課題が採択されました。

　「復興促進プログラム（マッチング促進）」は、直接被災地企業や大学などを回って企業ニーズを発掘し、大学などの技術シーズと結びつける「マッチングプランナー」が成果の実用化に向けて取り組むものです。

　一方、「復興促進プログラム（Ａ－ＳＴＥＰ）」は、被災地が抱える復興に向けた課題を踏まえ、これらに対応でき得る大学などの研究開発を広く公募し、被災地の復興に資する技術シーズの育成強化をはかるとともに、成果の実用化可能性の検証などを行うものです。


■「復興促進プログラム（マッチング促進）」採択課題
研究課題：「インラインで大口径ウエハを測定可能な高周波磁性薄膜評価装置の開発」
研究者　：工学部　電気情報工学科　教授 薮上 信
共同提案 代表企業：株式会社東栄科学産業



■「復興促進プログラム（Ａ－ＳＴＥＰ）」採択課題

研究課題：「自励振を利用した配管内検査用ケーブルレス型磁気アクチュエータの開発」
研究者　：工学部　機械知能工学科　教授 矢口 博之

研究課題：「部分スライドローラを用いた横移動可能なローラコンベアの開発」
研究者　：工学部　機械知能工学科　准教授 熊谷 正朗

研究課題：「ワイヤレス磁気マーカによる経管チューブ誤挿入検知装置の動物実験」
研究者　：工学部　電気情報工学科　教授 薮上 信

研究課題：「高周波磁界を利用した鉄骨破断箇所の簡易非破壊検査法に関する研究」
研究者　：工学部　電気情報工学科　教授 石川 和己

研究課題：「光ビーム走査型簡易サーモ非破壊検査装置の開発」
研究者　：工学部　電子工学科　教授 星宮 務

研究課題：「低損失正孔注入型自己バイアスチャネルダイオードの開発研究」
研究者　：工学部　電子工学科　教授 菅原 文彦

■科学技術振興機構報　第905号
http://www.jst.go.jp/pr/info/info905/index.html