経営学科 ビジネス・ケース研究戦略提案発表会を行いました
2012年12月18日
2012年12月15日(土)に、ビジネス・ケース研究の戦略提案発表会を行いました。
ビジネス・ケース研究は、経営学部経営学科の実践科目の1つです。担当教員が研究・調査して作成した地元企業のビジネス・ケースに基づいて、受講生がそれを分析・課題析出、そして戦略提案を行う形式で進めています。
この講義の大きな注目点は、前期・後期で各1回、受講生が地元企業の分析・課題析出をして、その分析対象企業の経営者を招いて、戦略提案をしていることです。
2012年度後期のケース分析対象企業は、株式会社阿部長商店でした。同社は、東日本大震災で大きな被害を受けましたが、三陸地域の大手水産加工企業として、雇用を維持しながら、現在も復興・事業拡大に向けて取り組んでいる被災地企業です。
当日は、阿部長商店の代表取締役社長阿部泰浩社長に気仙沼よりお越しいただき、受講生の戦略提案に対してコメントをしていただくとともに、震災からの復興に向けた阿部長商店の取り組みと水産業に関して講演をしていただきました。
受講生の戦略提案には、新規事業の提案や既存事業の改善など様々でしたが、阿部社長とのやり取りも真剣に行われ、また阿部社長から高く評価される発表もありました。
学生による戦略提案風景1
学生による戦略提案風景2
阿部社長によるコメント
このように本学経営学部経営学科は、理論的な教育だけでなく、地域企業と連携しながらより実践的な教育を目指し、学生の社会人基礎力を養成しています。