東北学院大学

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東日本大震災・震災遺構シンポジウム「震災遺構の保存に向けて」開催

2013年02月13日

 来たる2月23日(土)、東北学院大学土樋キャンパス8号館5階、押川記念ホールにおいて、東日本大震災・震災遺構シンポジウム『震災遺構の保存に向けて』(主催「3.11 震災伝承研究会」)を開催いたします。
 第一部の基調講演には「3.11震災伝承研究会座長」の木村卓郎氏を迎え、第二部では、女川第一中学校生徒の皆さんによる「私たちが考えた3つの津波対策」の研究発表が行われます。
第三部では、本学教養学部地域構想学科の宮城豊彦教授と、東北大学の平川新教授がシンポジウムのコーディネーターを務め、パネリストには、伊藤和彦 宮城県震災復興・企画部長、今村文彦 東北大学教授をはじめ、錚々たるメンバーが登壇します。震災遺構保存の意義や課題などについてパネリスト・会場がともに考え、意見を交換するシンポジウムです。
 当日は予約不要で、入場無料。どなたでも参加できますのでぜひご参加ください。
 なお、来場の際、駐車場はございませんので公共交通機関をご利用ください。

《主催者のことば》
 東日本大震災の史実を確実に後世に伝えるため、私たちは「3.11震災伝承研究会」を発足させ様々な観点から議論を重ねながら、地震や津波の猛威を物語る建物や痕跡などの「震災遺構」に着目してきました。本シンポジウムでは、震災遺構保存の意義や課題などについて意見を交換し、保存実現のための方策を模索します。

○3.11 震災伝承研究会
http://www.tsunami.civil.tohoku.ac.jp/hokusai3/J/shinsaidensho/20130223event.html
 

■プログラム


1.基調講演「研究会の活動報告」  13:30~14:00
木村 拓郎(3.11震災伝承研究会座長、 (社)減災・復興支援機構 理事長)

2.研究発表「私たちが考えた3つの津波対策」 14:00~14:15
女川町立女川第一中学校の生徒さん

3.シンポジウム 14:30~16:45
○コーディネーター
平川 新(東北大学 教授)
宮城 豊彦(東北学院大学 教授)
○パネリスト(五十音順)
伊藤 和彦(宮城県震災復興・企画部長)
今村 文彦(東北大学 教授)
齋藤 隆 (元新潟県長岡市山古志支所長)
原田 浩 (元広島平和記念資料館長)
宮下 加奈(火山市民ネットワーク 事務局長)
山本 正徳(岩手県宮古市長)

○ポスター展示
シンポジウムの開催に合わせ震災遺構と連携が必要なジオパーク関係のポスターを当日、会場ロビーに展示します

○チラシPDF
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(PDFデータダウンロードはこちら

◆お問い合わせ先
3.11震災伝承研究会 事務局(メール:311densyo@gmail.com)