東北学院大学

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工学部環境建設工学科飛田善雄教授、山口晶准教授が土木学会東北支部技術開発賞を受賞しました

2013年05月27日

 5月23日(木)ホテルメトロポリタン仙台において、平成25年度公益社団法人土木学会東北支部総会が開催され、平成24年度土木学会東北支部技術開発賞・研究奨励賞の表彰式が行われました。
 本学からは、工学部環境建設工学科の飛田善雄教授と山口晶准教授が携わった実験が技術開発賞を受賞し、表彰状とともに副賞が贈呈されました。
 受賞内容の詳細は下記のとおりです。

【技術開発賞】
  「液状化防止工法としての超微粒子球状シリカ系注入材の適用性に関する実験(その2)」
<対象者>
  電気化学工業株式会社 荒木昭俊、田中秀弘
  日本基礎技術株式会社 岡田和成、長田貴絵
  東北学院大学 飛田善雄、山口晶

<選考理由(土木学会東北支部総会資料から抜粋)>
 2011年東北地方太平洋沖地震では、細粒分を含む地盤が液状化し大きな被害をもたらした。そのため、細粒分を含む地盤に対しても確実に被害を抑制できる改良工法が必要とされている。地盤注入工法は大規模な掘削を伴わずに施工が可能であるが、従来の超微粒子セメント系注入材は浸透性に課題があった。本研究は、粒子径が従来の1/20の超微粒子球状シリカ系注入材を用いることにより、高い浸透性を確保し、液状化対策として十分な強度が得られる点が評価された。

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