東北学院大学

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多賀城市の中学生を対象とした『工学に関わる啓発活動』を実施

2013年09月12日

 東北学院大学工学総合研究所では、例年、多賀城市の中学生を対象に、科学技術の大切さと楽しさを理解することによって、より理工学に親しんでもらうことを目的とした『工学に関わる啓発活動』を実施しています。本年は、多賀城市立東豊中学校3年生の71名を対象に、9月12日(木) 9:00~11:30のカリキュラムで行われました。

 始めに、伊達秀文工学総合研究所長より、「今回で五回目の開催となったことをうれしく思います。資源の乏しい日本においては、どうやって資源を輸入し、ものを作り、売るのか、ということが重要です。そのためには、多くの技術者が必要となります。これからも、理科の面白さを伝える機会を少しでも多く提供していきたいと考えています」との挨拶がありました。
 その後、学生スタッフの案内により、用意された13のテーマ毎に9:30からの実習会場へ移動しました。
 機械知能工学科の熊谷正朗教授の実習では、ロボットの二輪を制御して倒れないようにするという課題に挑戦し、参加生徒は何度も設定を調整してバランスを確認していました。また、環境建設工学科の武田三弘教授の実習では、微小焦点X線CT透視システム棟にて、参加生徒が精度の高い画像の解析に挑戦していました。

 いずれの実習においても、参加生徒が真剣に課題に取り組む姿が見られました。この中から、将来の理工学技術者が誕生することでしょう。

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