【地域共生推進機構】第2回東北域学シンポジウム「海岸と人間:防潮堤を考える市民フォーラム」のご案内
2014年03月03日
現在、津波被災地沿岸部では巨大防潮堤の建設事業が進んでいます。防潮堤は、非常時に私たちの命を守る大きな効果を果たします。
しかしその一方で、生態系に根ざす日常の暮らしや文化を損なうおそれもあります。そのため今、各地で住民と行政との対話が続いています。 3.11 の震災を経て、私たちは行政に依存するだけではなく、多様な関係者とともに、より良いまちづくりを主体的に目指していかなければならないことに気づきました。その意味でこの防潮堤問題は、これからの日本社会の在り方を象徴的に問いかけています。
防潮堤問題に対する正解は一つではありません。また、「本当は何が問題なのか?」も探す必要があります。この問題について共に学び、自分たちが出来ることを一緒に話し合ってみませんか?皆さまの参加をお待ちしております。
・日時:2014年3月15日(土)13:00~17:00
・場所:東北学院大学土樋キャンパス5号館(5階)第1会議室
・プログラム(予定):
13:00 | 開会 | |
13:01 | 開会挨拶 | |
13:10 | 出席者紹介・趣旨説明 | |
13:15~13:55 | 基調報告①「津波被災地の復興と風土の形成」 | |
講師:廣瀬俊介(東北芸術工科大学大学院准教授、ランドスケープデザイナー) | ||
13:55~14:35 | 基調報告②「地域がいきていくための海岸管理」 | |
講師:清野聡子(九州大学准教授、国土交通省「海岸管理のあり方検討委員会」委員) | ||
14:35~14:45 | 休憩 | |
14:45~17:05 | ワールドカフェ「海岸と人間のあり方を共に考える」 | |
案内人:松島宏佑(一般社団法人ふらっとーほく代表理事) | ||
17:05 | 閉会 |
○対象:どなたでも受講できます。
○申込方法:氏名、年齢、連絡先を以下の事務局にご連絡ください。
○参加費:無料
○主催:東北学院大学 地域共生推進機構
○問い合わせ先:東北学院大学 地域共生推進機構(学長室事務課)
TEL.022-264-6424/FAX.022-264-6364
E-Mail kikou@staff.tohoku-gakuin.ac.jp