2014年04月01日

　第3回財務局学生論文コンテストにて、経済学部経済学科 篠崎ゼミの学生が「地方法人税における自治体相互依存関係」にて最優秀賞を受賞しました。この財務局学生論文コンテストは、財務局行政の分野に関心を持つ学生の研究の奨励と地域の財政金融に関する知識の啓蒙普及を目的として実施されたものです。
　この論文は、一方で望ましいと考えられている政府の活動が、地方政府間で競争が生じることで経済全体に悪い影響を与える「租税競争」が我が国で生じているかどうかをを実証的に明らかにしたものです。特に租税競争が生じているときの競争要因を特定化しています。分析の結果，我が国の地方自治体は自治体間で租税競争状態にあり、特に①隣接自治体間、②（県内GDPという意味での）規模の近い自治体間で競争を行い、非効率に実効税率が低くなっていることを明らかにしました。

　学生たちは、東北財務局にて表彰を受け、東北財務局長、総務部長、総務課長と懇談の機会を与えていただき東北経済の将来について議論をいたしました。
　今後の学生達の更なる活躍を期待しましょう。

>> 財務局HP(第3回財務局学生論文コンテスト入賞論文の発表)
http://www.mof.go.jp/about_mof/zaimu/oshirase/contest/houdou10-20140325.htm

受賞学生
　経済学部経済学科3年
　菊池　悠矢
　佐藤　臣先
　土方　啓佑
　安田　匡孝