東北学院大学

新着情報

ゲーテ・インスティトゥート クラウス=ディーター・レーマン総裁・名誉教授 講演会開催

2014年10月27日

141021-2_05.jpg

141021-2_01.jpg 10月20日、午後2時30分より、土樋キャンパスの押川記念ホールにおいて、ドイツ連邦共和国のゲーテ・インスティトゥート(ドイツ文化センター)総裁・名誉教授である、クラウス=ディーター・レーマン氏による講演会が開催されました。
 2011年12月に、日独交流150周年を記念して同じ土樋キャンパスで開催された、駐日ドイツ連邦共和国大使 フォルカー・シュタンツェル博士の講演会に続いての講演会です。
141021-2_02.jpg レーマン名誉教授は、高松宮殿下記念世界文化賞の国際顧問も務められており、本年度の授賞式に合わせて来日。そして本学での記念講演は、昨年からの調整を経て待望の来学、登壇となりました。
 開会冒頭、ドイツ語研修生派遣許可書を受けた5名(本学学生1名、卒業生1名含)への許可証授与式が行われ、両国の交流に大いに貢献してくれることを願いますとメッセージが伝えられました。

141021-2_04.jpg 141021-2_03.jpg

141021-2_06.jpg 約70分の講演は本学の出村伸非常勤講師の丁寧で明快な通訳もあり『文化行事としてのドイツ再統一 ー壁崩壊後25年を振り返ってー』との演題でしたが、政治色はなく、レーマン名誉教授の文化行政にかかわってきた造詣と見識にあふれた内容でした。141021-2_08.jpgドイツのみならずヨーロッパや東アジアの歴史と文化を集積するゲーテ・インスティトゥート総裁のことばには重みがあり、図書館・博物館のこれまでの歴史や将来ビジョンにまで話が及び、終盤「世界の中心にあるのはいつも文化であって、政治ではない」との言葉に多くの聴衆が納得していました。