東北学院大学

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株式会社ロフトと連携協力に関する協定を締結

2015年06月19日

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 6月16日、「株式会社ロフトと東北学院大学との連携協力に関する協定締結式」が、この日、新たに開設された仙台ロフト4階ラボスペースにおいて行われました。
 雑貨の新商品編集力でライフスタイルを提案してきたロフトが、今回の協定締結に至った背景には、小売店として地域の消費者ニーズをいかに満たすべきかを模索する中、とりわけ若者のニーズを汲み取ることが苦手になり「若者離れ」が顕著になってきていることにありました。
 連携協定の締結は、こうした問題・課題を解決し、高密度商品集積展開を誇るロフトと地域の将来を担う学生がタッグを組み、これまでと異なる自由な発想でアプローチすることで、仙台をはじめとした地域経済の活性化につなげたいという狙いがあります。
 株式会社ロフト内田雅己代表取締役社長と協定書の締結式を終えた松本宣郎学長は、本学が地域に開かれた大学を目指しており、東日本の「地(知)の拠点」としてこれまで企業と関わってきたこと。特に地元・仙台で展開している企業とのコラボレーションは喜ばしく、地域を元気づけられる役割に参加できることをうれしく思うとあいさつ。また、「本学は人と人との関係を大事にする学生を育てたいと願っており、学生たちが卒業前にこうした機会を得られ、自由な発想で取り組んでほしいという考えは大変ありがたいお話です」と語りました。
 誕生した「ロフトラボ」での締結式の席上、地域構想学科3年の阿保里奈さんは「知恵をつないでいくことで地域の魅力を活かす架け橋となり、ロフトが魅力的な存在になるよう目指していきます。また、日本や世界に東北の魅力を伝え、私たちが面白いことをやっているということも発信していきたいと考えています」と新たな試みの担い手となった学生が、今後どのように活動していくのかについて力強く宣言しました。
 すでに65名ほどの学生がこの活動に参加し、今後は仙台ロフト内のラボスペースにおいて、学生ならではの自由な視点と発想をもって地域経済の活性化のために取り組むことになっています。

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