環境建設工学専攻2年三浦悠さんが日本建築学会東北支部第2回建築デザイン発表賞を受賞しました
2016年06月24日
日本建築学会東北支部の第2回建築デザイン発表会で、本学工学研究科環境建設工学専攻の三浦悠さんの講演「石巻市立町 空地リノベーション計画」が、第2回建築デザイン発表賞を受賞しました。
この「建築デザイン発表会」は、従来の研究をベースとした発表だけでなく、まちづくりに関する活動や家具製作、アートワークなど、建築や都市に関わる広範な活動・作品を紹介し合う機会として、2015年度より創設されたものです。今年度も、東北地方全域より幅広い内容が発表されました。
三浦さんの講演は、宮城県石巻市における復興まちづくりの一連の活動のうち、空地を利用してネットワーク化するという意欲的なプロジェクトを紹介したものです。土地利用に関する実態調査を精緻に行い、空地や駐車場の分布、店舗利用の業態などを細かく記録しています。そうした調査にもとづいて、ポケットパークとしての利用やイベント会場への転用などを目指し、パイロットプロジェクトのプロセスなどを説明しました。
石巻市中心市街地という問題を抱えたエリアに対し、従来とは異なった空地の利用を積極的に提案しながら、実現していく姿勢が大いに評価され、今回の賞に選出されました。
◇ 講演名「石巻市立町 空地リノベーション計画」
◇ 発表者 工学研究科環境建設工学専攻
三浦悠(M2)
⇒ 発表の概要はこちら(PDF)
【参考】・工学研究科ホームページ