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頭を動かしている最中は音が動いたことに気づきにくくなる -工学部岩谷幸雄教授の研究グループが発見

2016年09月26日

 工学部電気情報工学科 岩谷幸雄教授が、山梨英和大学 本多明生准教授、東北大学 鈴木陽一教授などとともに、取者が頭を動かしている最中に音を移動させると、頭を動かしていない時と比べて音が動いたことに気づきにくくなることを発見しました。これは、音空間知覚に関する脳情報処理の仕組みの解明につながる重要な研究成果です。
 この研究成果は、9月16日に、知覚心理学に関するオープンアクセスの国際学術誌「アイ・パーセプション(i-Perception)」に「Detection of Sound Image Movement during Horizontal Head Rotation(和文:頭部水平回転時の音像移動の検知)」というタイトルで掲載されました。

◇東北大学プレスリリース(PDF)はこちら

◇関連URL
 ・東北大学
  頭を動かしている最中は音が動いたことに気づきにくくなる -音空間知覚の仕組みの解明につながる研究成果-
 ・ASCII.JP
  VR技術に応用可能か!? 東北大学が音空間知覚の仕組みについての研究成果を発表
 ・日経テクノロジーONLIINE
  頭が動いていると、音の移動に気付き難いことを発見