東北学院大学

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南三陸町長に学生が地域教育科目「地域課題演習」の調査報告を行いました

2018年02月14日

180214-2_1.jpg 2月5日(月)、南三陸町役場で南三陸町長に地域教育科目「地域課題演習(地域課題版)」のフィールドワークを行った学生が調査報告を行いました。地域教育科目「地域課題演習」は、地域課題を解決し地域と共に生きる人材の育成をめざして設置された全学共通科目です。
 フィールドワークのテーマは、南三陸町の長清水地域を対象とした「長清水の人々の暮らしを過去、現在、未来という3つの観点から探る」と設定。長清水は東日本大震災により住んでいた街が失われ、集落の再建が難しく、集落が消えてしまう状況にありました。そこで、昨年夏から現地住民を対象として、震災前と震災後の暮らしや長清水の住民の気持ちの変化とこれからの長清水を住民の人々がどうしていきたいかを調査してきました。

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 調査報告では、長清水の過去と住民の考える未来を比較し、長清水のあるべき姿を考え、長清水に必要なものを見いだすこと、そして住民と行政が目指したい未来を構想していくことが必要である旨を報告しました。
 南三陸町長は学生の熱心な報告に耳を傾け、最後に今回の調査報告をまとめた報告書を学生から受け取りました。

 フィールドワークを経験した学生たちにとって、実際に現地へ足を運ぶことの大切さを知るとともに、聴く力・書く力・話す力を養うことができる大変貴重な機会となりました。
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