東北学院大学

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2018年度 特別講座〈震災と文学〉スタート

2018年08月31日

 東北学院大学が2013年から開催してきた連続講座「震災と文学」は、昨年度末をもって一旦お休みすることになっていました。
 この間、連続講座「震災と文学」に来場いただいた市民の皆さま、そして登壇いただいた著名人の皆さまからも再開を望む声をいただきました。
 また、昨年度スタートした『仙台短編文学賞』の盛り上がりの中、「震災と文学」復活の声が高まったことを受け、2018年度は2012年度から発刊している『震災学』とコラボする形で特別講座〈震災と文学〉を開講することになりました。
 第1回の9月10日(月)は、東京大学法学部教授の苅部直氏の「東北から明治維新を考える」。第2回の10月5日(金)は作家 熊谷達也氏による「仙台短編文学賞をめぐって」を開催します。なお、2019年1~2月予定の第3回は現在登壇者の交渉中で未定です(決定次第ホームページなどでお知らせいたします)。
 第1回の日本政治思想史を専門とする苅部直氏のお話は、戊辰戦争150年、あるいは明治150年とも言われる今年もっともタイムリーな話題です。第2回の熊谷達也氏は、現在原稿募集中の『第2回仙台短編文学賞』の審査員長を務めており、第1回の文学賞のお話から、募集締め切り前に本文学賞の成り立ちを知るいい機会となることでしょう。
 2018年度特別講座〈震災と文学〉。市民の皆さまのご参加を心よりお待ち申し上げます。

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ポスト3.11の〈言葉〉を探して 好評のうちに終了した連続講座「震災と文学」その講義録『震災と文学 講義録』発売