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【東北学院大学研究ブランディング事業研究会】ランカスター神学校調査報告(9/26開催)

2018年09月12日

 ランカスター神学校図書館の2階にある福音改革派歴史協会(The Evangelicaland Reformed Historical Society:ERHSと略称)には、本院の創立者ホーイやシュネーダーをはじめ、ドイツ改革派教会から派遣されて東北伝道に貢献した多くの宣教師の報告書や手紙類が整理・保存されています。
 これらの資料の多くは、シュネーダー伝とホーイ伝を執筆したウイリアム・メンセンディーク教授と、創立百周年当時、百年史の編集主任・執筆者であった出村彰教授がコピーして持ち帰り、現在東北学院史資料センターに保存されていますが、昨年12月にERHSの事前調査を行った鐸木道剛文学部教授の報告に基づき、今回は保存されている写真等の資料をスキャンすることを主な目的として、去る8月2日から一週間、鐸木教授と史資料センターの日野哲調査研究員が資料調査と収集を行いました。
 予想をはるかに上回る数の写真の中には、創立当初に在学した学生の個別写真や、ホーイが仙台着任時に住んだと思われる日本家屋、創立50周年を機に行われたシュネーダーと出村悌三郎との院長職の引き継ぎの様子(院長交代の1時間前との裏書がある)、東北各地の教会や宣教師が活き活きと活動している様子など、貴重な写真が多数残されていました。
 今回は、これらの写真をスライドでご覧いただきながら、ランカスター神学校での資料調査の様子とその成果をご報告いたします。

◆日時:2018年9月26日(水)15:00~17:00
◆場所:土樋キャンパス ホーイ記念館1階 コラトリエ・リエゾン

※入場無料・申込不要(直接会場にお越しください。)
 

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