重症心身障がい児が泉キャンパスを見学し本学学生と交流
2019年07月31日
株式会社春幸会・つなぐは、児童発達支援、放課後等デイサービス、生活介護を行っている会社です。その一つである重症心身障がい児の放課後等デイサービスの活動の一環として、本学泉キャンパスの「大学見学」が初めて開催されました。
放課後等デイサービス・つなぐ泉、つなぐ石巻を利用している重症心身障がい児が「大学」という場を体験する機会を提供しようという趣旨で、本学教養学部人間科学科の平野幹雄教授に要請があり、それにこたえる形で7月29日、子どもたちが初めて大学キャンパスを訪れました。
小学生から高校生までの計7名とスタッフ9名がお昼に泉キャンパスに到着、リフト車から降りた一行は礼拝堂を見学、その後キャンパス内を見学した後実験実習室に移動しました。実験実習室では平野ゼミ生13名と合流し、昼食を兼ねての交流会と記念撮影が行われました。
その後、ゼミ学生やつなぐのスタッフが付き添い、キャンパス内を散策したり図書館を訪れたりするなど、大学がどのようなところかを見学しました。
気温が35℃近くという真夏の一日でしたが、子どもたちが夏休みに入り、大学は夏休み直前の活気のある中で実現した大学見学でした。