東北学院大学

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東京2020オリンピック・パラリンピック競技大会に向けたイタリア応援プロジェクト「Amo ITALIA!」のワークショップに本学学生が参加しました

2020年01月15日

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 1月13日(月・祝)、仙台市市民活動サポートセンター(仙台市青葉区)地下1階シアタールームにて、仙台市・イタリア交流事業2019実行委員会の主催により開催されたイタリア応援プロジェクト「Amo ITALIA(アーモ イタリア)!」のワークショップに本学の学生が参加しました。
 東京2020オリンピック・パラリンピック競技大会に関し、仙台市では7月にソフトボール代表チーム、8月にはパラリンピックのシッティングバレーボールなど最大9競技でイタリア代表の事前合宿の受け入れが決定しており、今回のワークショップは、仙台市ホストタウン事業(※)の一環として、イタリア代表を応援し盛り上げる様々な事業を企画するものです。
 ワークショップの冒頭、主催者を代表して実行委員会の伊藤勝也会長が、「多くの方々にイタリアを知り、そして好きになり、おもてなしの雰囲気が高まっていくようにアイデアをたくさん出していただき仙台市のホストタウン事業を成功に導いてください」と挨拶。その後、ワークショップのキックオフ宣言があり、参加者の拍手をもって幕を開けました。

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 老若男女問わず集った約60名の参加者は、それぞれグループに分かれ椅子に座って円をつくり、「えんたくん」と呼ばれる大きな1枚の円形の用紙を膝のうえに乗せ、自然とお互いの顔がよく見える位置で自己紹介。各参加者からは「小中学校などでイタリア国歌やイタリア語での挨拶を広める」ことや「フェスティバルや商店街でのスタンプラリーを実施する」など、様々な意見を「えんたくん」に書き込み共有しながら議論を重ねていました。
 後半は、各参加者から出た意見を包括する大きなテーマでそれぞれ分類のうえチームをつくり、今後の検討を重ねるにあたっての世話人役や連絡方法を決めた後、お菓子をつまむなど和やかな雰囲気の中で親睦を深めていました。

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 ワークショップを終えて、本学から参加した学生の一人、尾形那茅さん(英文学科1年)は「自分より下の世代の方でもこのように多くの市民で意見を出し合うイベントに参加していたので刺激を受けた。また、外国人の方の通訳をされている参加者もいたので、今後語学を学ぶことのモチベーションをさらに高めることができた」と語り、充実した表情で会場を後にしていました。
 今後、このイタリア応援プロジェクトでは各チームを基本として3月まで企画の検討を進め、4月以降に実施することを目標にしており、その活動の中で参加した学生が多くの活躍を見せてくれることが期待されます。


※参考
東京2020大会の開催を契機として、大会参加国・地域と地方自治体との間における人的・経済的・文化的な相互交流を図るとともに、地域の活性化等を推進することを目的に政府(内閣官房東京オリンピック競技大会・パラリンピック推進本部)が推進する「ホストタウン構想」に基づいて、大会参加国・地域の事前合宿実施などを行う事業。仙台市は、イタリア共和国の「ホストタウン」、「復興ありがとうホストタウン」、「共生社会ホストタウン」に登録されている。

◯リンク
イタリア応援プロジェクト「Amo ITALIA!」ホームページ