【注意喚起】新型コロナウイルス感染症に関連した対策について
2020年01月28日
学生および教職員各位
【注意喚起】新型コロナウイルス感染症に関連した対策について
東北学院大学災害対策委員会
総務担当副学長 菊地 雄介
中華人民共和国湖北省武漢市における肺炎については、当該肺炎の患者の検体から新型コロナウイルスが同定されており、中国当局によって暫定的に当該肺炎の原因と判断されております。
また、外務省により1月24日、武漢を含む中国湖北省全域が「レベル3:渡航は止めてください。(渡航中止勧告)」に引き上げられるなど(湖北省以外は引き続きレベル1)感染の地理的拡大が懸念されております。
新型コロナウイルス関連肺炎に関するWHO や国立感染症研究所のリスク評価によると、中国では感染者の介護をしている家族や医療従事者に限定されているとしながらも、ヒトからヒトへの感染があるとしており、伝播の程度は明らかになっていないとしています。新型コロナウイルスの感染源はまだ不明です。風邪やインフルエンザへの対策と同様に、咳エチケットや手洗い等、通常の感染対策を行うことが重要です。
ついては下記関連情報ホームページ等で最新の情報を確認の上、新型コロナウイルスに関連した感染症対策に関する対応に係る最新情報を確認し、個々に安全確保に細心の注意を払っていただくようお願いします。
また、海外渡航に際しては、渡航先の情報をよく収集し、緊急時に備えて外務省が実施している「たびレジ」に必ず登録するなど、渡航先では感染症の多く発生している地域へは不要不急の用務がない限り近づかないことや、手洗いの励行、動物との接触を避けるなど、一般的な衛生対策の徹底を心がけるよう重ねてお願いいたします。
コロナウイルスの患者が発生している国に滞在した後に、発熱や咳などの呼吸器症状が現れた場合には、検疫所や最寄りの医療機関に相談をお願いいたします。
<参考 URL>
◆内閣官房
新型コロナウイルスに関連した感染症対策に関する対応について
http://www.cas.go.jp/jp/influenza/novel_coronavirus.html
◆国立感染症研究所感染症疫学センター
コロナウイルスに関する解説及び中国湖北省武漢市等で報告されている新型コロナウイルス関連肺炎に関連する情報
https://www.niid.go.jp/niid/ja/from-idsc/2482-corona/9305-corona.html
◆厚生労働省
中華人民共和国湖北省武漢市における新型コロナウイルス関連肺炎の発生について
https://www.mhlw.go.jp/stf/seisakunitsuite/bunya/0000164708_00001.html
◆厚生労働省検疫所(FORTH)
中国における新型コロナウイルスによる肺炎の発生についての国際渡航と貿易に関するWHOの助言
http://www.forth.go.jp/topics/fragment5.html
◆外務省
中国における新型コロナウイルスの発生(一部地域の感染症危険レベルの引き上げ)
https://www.anzen.mofa.go.jp/info/pchazardspecificinfo_2020T014.html#ad-image-0
※一般的な感染症対策については、下記資料の「Ⅱ.学校における感染症への対応」をご参照ください。
◆文部科学省
学校において予防すべき感染症の解説<平成30(2018)年3 月発行>
https://www.gakkohoken.jp/book/ebook/ebook_H290100/index_h5.html#1
◆問い合わせ先:
◯学生の方:学生総合保健支援課(TEL.022-264-6569)
◯教職員の方:総務部総務課(TEL.022-264-6421)