東北学院大学

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情報科学科の学生チームが情報処理学会「スマホアプリコンテスト」でアイディア賞を受賞しました

2022年01月05日

 教養学部情報科学科の高橋秀幸ゼミに所属の3年生によるチーム「公守(きみ まもる)くん」(阿部真成斗さん、忌部湧馬さん、工藤智博さん、鈴木晴稀さん、針生有都さん)が、「第9回学生スマートフォンアプリコンテスト」(主催:情報処理学会・CDS/MBL/UBI研究会)に出場し、11月23日に行われた最終審査会の結果、アイディア賞を受賞しました。

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 学生チームは、コロナ下の対面授業において網戸のない教室で換気する際に蜂や蚊、アブなどが侵入する問題に着目し、「虫侵入未然防止アプリ~BugSOK~」を開発し出展しました。このアプリケーションは、スマートフォンのカメラを活用し、窓付近で飛んでいる虫を検知すると登録した人のスマートフォンに警告を通知します。さらに超音波や赤外線のセンサ機器が虫の侵入を検知するとトリガー式スプレー容器に取り付けられたモータが回転し、レバーを引くことで容器内のハッカ油が噴射され、虫を屋外に追い払うというものです。

 審査は、書類による第一次審査とデモビデオによる第二次審査が行われ、全国の大学院・大学・高専・高校生からの応募95件のうち11件が最終審査会に進みました。最終審査会で学生チームは、企業、大学などの開発者や研究者ら審査員に対し、開発したアプリケーションのプレゼンテーションと実演をオンラインで行いました。

 今回受賞したアイディア賞は、最終審査会まで進んだ作品のうち完成度や新規性、プレゼンテーションの観点から優秀な作品に対して贈呈されるもので、コンセプトの面白さや、実際にアプリケーションとして機能している点などが評価されました。

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【関連リンク】第9回学生スマートフォンアプリコンテスト