2022年03月31日

　学生ボランティア団体「震災と復興プロジェクト」が、非常食を使ったレシピの開発を防災用品などを扱う有限会社西谷（山形市）と協働で取り組みました。
　この学生ボランティア団体は、地域や地域企業の課題をテーマとした講義である地域教育科目「震災と復興」を受講した学生らが中心となって設立した団体です。
　今回の取り組みは、本学地域連携センターの渡辺圭特任准教授が同社に連絡したことがきっかけで始まり、災害時に野菜が不足しがちになるなどの声をもとに野菜の非常食を使ったレシピの開発をしました。
　レシピ開発では、学生らがオンラインで打ち合わせを実施し、非常食を試食しながらアイデアを出し合い、4品のレシピを開発。そのレシピ内容は、山形県立山形聾学校高等部の生徒が小冊子で作成しました。
　参加した学生らは「手軽に調理ができて、おいしく食べれるものができた」と今回の取り組みについて話し、開発した非常食のレシピは、同社が2022年3月11日から販売している野菜の非常食を詰めた防災ボックス「やさいぼうさい」に同梱されています。

【関連リンク先】有限会社西谷