東北学院大学

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仙台市新浜地区で環境保全活動の体験学習を実施しました

2022年10月25日

 

 東北学院高等学校2年生の授業(プレカレッジ)の一環で行われる、仙台市新浜地区の環境保全活動が10月13日と21日の2日間に渡って開催されました。

 本活動は、東日本大震災で被災した仙台市新浜地区を訪問して、「多重防御による津波防災と暮らしの基盤としての自然環境の保全」の両立をめざす「ふるさとの海辺再生」の実態を探究するとともに、地域課題の一つとなっている「ふるさとの杜再生プロジェクト」に取り組み、復興まちづくりの現状を知り、その活動を支援することを目的として、教養学部・平吹喜彦教授が自治体(宮城県、仙台市)および新浜町内会が連携して東北学院高校の体験学習をサポートしています。

 10月21日に行われた活動では、雲ひとつない秋晴れの下、生徒・教師・関係者合わせて約80名が参加。はじめに、海岸公園運動場近くの「避難の丘」で、東日本大震災後の復興状況や、避難の丘ができるまでの成り立ちに関わる講演が行われました。その後は場所を移動して、森づくりの作業として自然環境を保全するための木材チップの敷きならしを体験しました。その後は新浜タワーや汀沈釜湿地、貞山運河などを見学して活動を終えました。

 閉会式では、新浜町内会の遠藤源一郎さんより「新浜の魅力は上がってきているので、これからも力添えをしてほしい」と講評がありました。また、生徒からは「震災で被災した土地を一から土起こしするのは大変だった。この経験をこれからの学校生活に活かしていきたい」とお礼の挨拶がありました。

 

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