第13回日本東北地域韓国語弁論大会で言語文化学科の学生がダブル受賞
2022年11月07日
10月22日、仙台市の韓国会館で「第13回日本東北地域韓国語弁論大会」が行われ、八巻純葵さん(言語文化学科1年)が最優秀賞、濵浦真菜さん(同2年)が銅賞を受賞しました。
左から林熙順韓国総領事、八巻さん、濵浦さん、言語文化学科金永昊教授
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この大会は、日本と韓国の親善を図り韓国語への関心を高め、韓国語を学ぶ人に韓国語学習の動機や達成感を与えることなどを目的に、駐仙台大韓民国総領事館と駐仙台韓国教育院が共同で主催しました。
大会では事前の書類審査を通過した14名の参加者が各々で決めたテーマに沿って5分以内のスピーチを行い、日頃の学習の成果を披露しました。
最優秀賞の八巻さんは、高校時代に韓国ドラマやK-POPに興味を持ち、大学から本格的に韓国語を学び始めました。韓国ドラマを鑑賞している際に、家族間で「愛しています」という言葉を普段から伝え合う文化に触れ感銘を受けたことで「가족에게 바치는 사랑의 이야기(家族に伝える愛の言葉)」というテーマで発表し、自身の家族に対して愛と感謝の言葉を伝えました。
最優秀賞の八巻さん |
銅賞の濵浦さんは韓国に関する否定的な報道が多いと感じていた中、本学で韓国の言語や文化について深く学んだことをきっかけに、日韓の親善関係を主体的に考える必要があると思い「한일 친선을 위해 우리가 할 수 있는 일(私たちが韓日親善のためにできること)」というテーマで発表しました。
銅賞の濵浦さん |
今後について、八巻さんは「韓国や他国について学ぶ機会や交流の機会などがあれば積極的に参加したいです。もちろん今回のような大会にも興味がありますし、これをきっかけにさらにスキルを伸ばして色々なことに挑戦してみたいと考えています。一番の目標は韓国への留学です」と抱負を語りました。また濵浦さんは「これからも授業やゼミを通して韓国語を学び、韓国で語学留学ができるよう、語学力の向上に努めたいです」と意気込みを話してくれました。