東北学院大学

新着情報

五橋キャンパス献堂式が行われました

2022年11月02日

221027-1_7.jpg

 本学五橋キャンパスが9月末に完成を迎え、10月1日、これを記念する献堂式が同キャンパス押川記念館(ホール棟)2階の多目的ホールで行われました。式には本学関係者のほか、設計に当たった株式会社佐藤総合計画、施工に当たった株式会社竹中工務店、株式会社錢高組、株式会社橋本店、仙建工業株式会社の関係者約90名が参列しました。

 式は讃美歌と原田浩司宗教部長による聖書の朗読で始まり、式辞で原田善教理事長は、竣工の日を迎えることができたことに感謝の意を示すとともに「五橋キャンパスの完成は、仙台の地にあって136年の歴史と伝統を有するキリスト教学校としての東北学院にとって新たな1ページとなるものです。地域社会との交流・連携を踏まえて共創し、知(地)の拠点としての大学を一層発展させていく契機になることを願います」と述べました。また、村井嘉浩宮城県知事、郡和子仙台市長から祝辞が寄せられ、当日は両氏の代理で出席した遠藤信哉副知事、髙橋新悦副市長がメッセージを代読されました。
 続く記念品と感謝状の贈呈では、設計者として佐藤総合計画の細田雅春社長から、施工者を代表して竹中工務店の佐々木正人社長から原田善教理事長にそれぞれ記念品が贈られ、原田善教理事長からは5社の各代表に感謝状が手渡されました。

221027-1_8.jpg 221027-1_9.jpg 221027-1_10.jpg

 また10月4日の定礎式では、原田善教理事長はじめ本学関係者と工事関係者が参加して行われ、ステンレス製の「定礎箱」が、原田善教理事長、村野井仁副学長(総務担当)の手によって、五橋キャンパス正面にプレートと共に据え付けられました。
 定礎箱は、深さ10センチ、幅34センチ、高さ28センチで、箱の中には、聖書・讃美歌、東北学院時報、五橋キャンパス献堂式次第、10月1日付の新聞2紙などが納められました。

221027-1_11.jpg 221027-1_12.jpg 221027-1_13.jpg

 五橋キャンパスの建設工事は2020年9月の着工以降、翌年1月の旧仙台市立病院の解体工事完了などを経て概ね計画通り進められてきました。
 建物は、図書館やラーニング・コモンズなどのほかに、一般の方にも開放される「未来の扉センター」といった施設も備える16階建てのシュネーダー記念館(高層棟)、礼拝でも使用するホールや学生食堂などが入る押川記念館(ホール棟)、学生や教員が学問・研究に励む「研究棟」、「講義棟」の4棟で構成されます。各棟は「TGUリング」と呼ばれる回遊導線でつながっており、学生が移動しながら対話や交流する場として機能し、学生同士のコミュニケーションを広げ「文理融合」によるシナジー効果を生み出すことが期待されます。
 五橋キャンパスでは今後、パイプオルガンの移設や什器などの搬入といった「引っ越し」作業が本格的に始まり、来年4月に学生や地域の方々を迎える準備が着々と進められていく予定です。

【東北学院広報チャンネル】 東北学院大学五橋キャンパス献堂式