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【経済学科】白井ゼミ、篠崎ゼミの学生チームが「日本学生経済ゼミナール大会」予選会で入賞

2022年10月31日

 10月23日、第68回日本学生経済ゼミナール大会プレゼン部門の予選がオンラインで開催され、本学経済学科の白井ゼミと篠崎ゼミに所属する3年生の学生チーム3チームが入賞しました。また、このうち2チームが1位に選ばれ、12月11日に滋賀大学彦根キャンパスで開催される本選に出場します。

 白井ゼミ金融班の岩倉朱里さんと鈴木満理奈さんは「地方銀行の多角化による銀行のパフォーマンスへの影響」というテーマについて分析した結果を、地方銀行が取り組む経営の多角化が実際に収益をもたらすための提言としてまとめ、会計・金融・財政分科会で1位を獲得しました。予選では最高のパフォーマンスを発揮できたと振り返る2人は、本選出場に向けて「別の分析方法も試してみて、違った視点からの解釈を加え内容を深めていきたいです」と意気込みを話してくれました。

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会計・金融・財政分科会で1位を獲得した岩倉さん(左)と鈴木さん


 「リカレント教育が日本経済に与える影響」のテーマで予選1位(社会問題③分科会)となった篠崎ゼミBチームは石川幹太さん、海藤凌央さん、佐々木敏之さん、原田嵩弘さんの4人がメンバー。政府が打ち出すリカレント教育が、日本の経済成長や地域間格差の是正にどのような効果をもたらすかについて考察しました。「時間配分やスライドの作り込みなど、予選前にはプレゼンテーションの準備にもかなりの時間を割きました」と語る4人は「聞き手にとっての分かりやすさを追求するとともに、講評で指摘された分析内容もより精緻なものにしたいです」と本選を見据え準備に余念がありません。

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(写真左から)社会問題③分科会で1位となった石川さん、海藤さん、佐々木さん、原田さん


 予選に参加した本学学生チームではこの他に、白井ゼミ労働班の殖栗凜里佳さん、粥塚千咲季さん、菅野望羽さんが労働問題②分科会で「労働時間及び労働生産性にIT資本導入がもたらす影響」をテーマに発表を行い、3位に入賞しました。

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(写真左から)労働問題②分科会で3位に入賞した殖栗さん、粥塚さん、菅野さん


 
 この大会は全国の経済学部・経営学部・商学部の学生が例年1,500人以上参加する、日本で最大規模の学術大会です。今年度のプレゼン部門予選には203チームが参加し、19の分科会に分かれてプレゼンテーションが行われました。今年度の参加に当たり経済学科では、入賞した2つのゼミに加えて北村ゼミ、倉田ゼミの4つのゼミが合同でディスカッションを行うなど、日ごろの研究成果が伝わるよう十分に準備を重ね予選に臨み、このような熱心な取り組みが今回の受賞につながりました。