東北学院大学

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松田伸隆さん(工学研究科2年)が「土木学会東北支部研究奨励賞」を受賞しました

2023年06月08日

 5月25日に、新型コロナウイルスの影響で延期されていた「令和3年度土木学会東北支部技術研究発表会」の表彰が行われ、工学研究科2年の松田伸隆さん(環境建設工学専攻)が「RC床版に発生する水平クラックの要因解明に関する基礎研究」で「土木学会東北支部研究奨励賞」を受賞しました。

 松田さんが研究したのは「水平クラック」と呼ばれるコンクリートのひび割れ。高速道路の老朽化や劣化の原因である床板の“砂利化”の要因の一つに挙げられています。実際に、高速道路を管理するNEXCO東日本・中日本・西日本等では現在、高速道路のひび割れや剥離などが進行した鉄筋コンクリート床版を取替える大規模な更新修繕事業が行われています。
 松田さんは水平クラックが「夏場の直射日光によりコンクリートの温度が上昇して起きるのでは」と仮説を立てて実験を行い再現。今回その成果が認められました。
 

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