ビジネス・ケース実習Ⅱの戦略提案発表会を開催しました
2024年01月24日
2024年1月19日(金)に、経営学科のビジネス・ケース実習Ⅱの戦略提案発表会を開催しました。今回は、「三ツ矢サイダー」や「ウィルキンソン」ブランドなどで知られるアサヒ飲料株式会社東北支社(宮城県仙台市)の協力の下で、本授業が実施されました。
ビジネス・ケース実習という授業は、受講生が地域企業の調査・研究を行い、当該企業の企業経営や競争力を改善するための戦略提案を行う実践型の授業であり、本学経営学科の教育理念である「理論と実践の融合」を体現する授業となっています。
受講生(約30名)は、5班に分かれて、「アサヒ飲料」を調査・研究し、戦略を提案しました。当日は、アサヒ飲料社から福谷愼太様(東北支社長)、佐々木喜隆様(北日本営業企画部営業企画第一グループ・グループリーダー)、大竹一弘様(マネジャー)、中川画様(課長補佐)にお越しいただき、戦略を提案し、実際の経営を担う四人から重要なコメントをいただくことができました。
各班の発表タイトルは以下の通りとなっています。
・1班:「モンスター」の購入拡大を目指したサブスク戦略
・2班:「ガチャ」や「アプリ」を取り入れた新規顧客の獲得
・3班:リターナブル瓶を活用した環境改善のビジネス・モデル
・4班:炭酸系スポーツ飲料の開発による新規事業分野進出
・5班:SDGs自販機による環境問題とQOL課題解決
福谷支社長をはじめアサヒ飲料社の皆様からは、学生の戦略提案の緻密さや斬新さを非常に評価していただくとともに、実際に事業経営にも活用できる実現可能性も高いことも評価されました。
<教員からのコメント>
アサヒ飲料社様から各班の順位を発表してもらうとともに、同社の商品を景品とする副賞も提供していただきました。この場を借りて、感謝申し上げます。
本学経営学科では、今後とも地域企業・地域社会と連携しながら、教育に取り組むことで、地域社会の持続可能性に貢献する有為な人材の輩出に取り組んでいきます。
※本授業の調査活動はTGGV150第Ⅱ期中期計画「プロボノ的ボランティア活動による地域課題解決と学生の実践的資質の向上」(B221)の一環としても行われています。