東北学院大学

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令和6年能登半島地震に対する本学のボランティア活動に係る当面の方針について(1月31日時点)

2024年01月31日

 東北学院大学の学生の皆さんへ

 はじめに、本年元日に発生した北陸地方の地震(令和6年能登半島地震)によって、被災された学生及びご家族やご親族の皆様、そして現地在住の皆様に、心よりお見舞い申し上げます。

 連日の報道でも分かるように、今回の震災被害の規模は甚大で、本学においては被災地に実家がある学生もおりますし、被災地において災害ボランティア活動を希望する学生が数多くいることも理解しています。

 一部の被災地域では、災害ボランティアセンターが開設されボランティア人員の受入れも始まりましたが、十分な受け入れ態勢や環境は整っていないこともあり、限定的な募集状況となっている地域もあります。このような状況において、学生の皆さんが個々の判断に基づいて被災地に赴くことは、現地の方々にご迷惑をおかけしたり、二次的な負担を生じさせたりしてしまう場合もあります。

 このような背景もあり、当面の間、本学では個々の学生の判断に基づいた被災地入りの自粛をお願いすることとします。

 学生の皆さんには、東日本大震災を経験した我々が、まず、仙台から即応的に何ができるのかということについて深く考え、その上で動いてもらいたいと思います。本学では、既に、総合ボランティアステーションの運営チームが被災地支援に向けた募金活動も始めています。この活動には、多くの学生諸君から協力を頂戴しました。今後、皆さんと共に、このような活動を縮小せず、継続的に続けていくことが重要だと考えています。また、本学では、被災地における今後の活動に関する検討も始めました。皆さんが参加可能な活動が企画された際には、直ちに連絡をしますので、その際には、積極的な参加を期待しています。

 今後の状況につきましては、適宜、地域連携センター総合ボランティアステーションより情報を発信していきます。

東北学院大学          
学長        大西 晴樹
地域連携センター長 坂本 泰伸