「東アジア・サマースクール」に参加した法律学科2年山本太一さんが多賀城高校で報告会を行いました
2024年03月05日
昨年8月に奈良県が開催した「東アジア・サマースクール」に、多賀城市からの推薦で参加した法律学科2年の山本太一さんが2月16日、多賀城高校で報告会を行いました。「東アジア・サマースクール」はグローバル社会における東アジアの発展を目指すため、次代の人材育成や交流を目的として、日本国内外の大学生や大学院生、若手地方政府職員を対象に2011年から開催されています。
当日は、多賀城高校の語学研究部に所属する2年生6名が参加。山本さんの報告に先立って多賀城市役所の職員の方から、多賀城市は奈良市と友好都市として連携していることや、多賀城市と本学との包括連携協定により今回山本さんが参加したことなどの説明がありました。
その後山本さんは「東アジア・サマースクール」の概要や講義で学んだことについて報告しました。中でも株式会社日本総合研究所の藻谷浩介氏による「人口成熟」に関する講義に一番興味を持ったといい、生徒たちにクイズを出題しながら講義の内容を要約して説明しました。さらにさまざまな国の人が交流する場で自分から積極的に動くことや、諦めずに物事に取り組むことの大切さを伝えていました。
報告後は生徒から質問が寄せられ、このうち「他国の人と関わる時に大切にすることはありますか」という質問に山本さんは「相手について知ろうとすること。文化や言葉、相手と自分の違いを知ろうとすることです」と話していました。その後も今回得た知見を踏まえてさまざまな質問に答え、和やかな雰囲気の中で会は終了しました。