東北学院大学

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宮城県警と「学生を犯罪から守るための相互協力に関する協定」を締結

2024年04月30日

 宮城県警察との「学生を犯罪から守るための相互協力に関する協定」の締結式が4月26日、土樋キャンパスのホーイ記念館ホールで行われました。
 協定は、昨年までの2年間で増加傾向にある刑法犯罪から学生を守り、安全安心な地域社会の実現に向けて警察と教育機関が連携して取り組むというもの。本学をはじめとする県内の大学や短大など20校がそれぞれ協定を締結し、当日は各校の関係者も出席しました。

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 締結式で千葉智則副学長(総務担当)は「教育機関として、学生が安心できる環境づくりは重要な課題。今回の協定が学生の犯罪抑止の契機になれば」と期待し、「学生が地域の防犯活動に参加し安全の基盤になることで、地域社会との連携も深めていきたい」とあいさつしました。また、宮城県警の山田代幸生活安全部長は「多くの未来ある若者が特殊詐欺など刑法犯罪の被害者となっていることは、全国的に喫緊の課題」とし、今回のような規模での協定締結は「先例がなく全国でも初めて」と紹介。これを機に「学生、県民を犯罪から守る取り組みを推進していきたい」と語りました。

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 式典終了後には学生向けに犯罪から身を守るための講話が行われ、本学の学生が参加しました。会を開いた県警生活安全企画課の担当者は、学生に対し、最近の犯罪情勢のほか空き巣や自転車盗難、特殊詐欺の被害に遭わないための対策について紹介。また気付かないうちに犯罪の加害者になるケースも多いと話し、学生らに注意を呼びかけました。出席した学生の中には将来警察官を目指しているという学生も多く、メモを取りながら熱心に耳を傾けていました。

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