2024年度「音楽への招待 時代の音 レクチャーコンサート・シリーズ」第1回公演が開催されました
2024年07月23日
第一級の音楽家を招き、心躍る演奏とレクチャーで紡ぐコンサートシリーズ「時代の音」。2024年度第1回公演は「C.P.Eバッハ、ハイドン、モーツァルト、ベートーヴェンが生きた時代のピアノ」をテーマに、7月13日に五橋キャンパス押川記念ホールで開催されました。
本公演にはフォルテピアノ奏者の小川加恵氏を講師に迎え、杉田せつ子氏(ヴァイオリン)、小林瑞葉氏(ヴァイオリン)、天野寿彦氏(ヴィオラ)、髙橋麻理子氏(チェロ)、角谷朋紀氏(コントラバス)が出演しました。
小川氏によるフォルテピアノの演奏で幕を開け、小川氏はC.P.E.バッハの「幻想曲 『C.P.E.バッハの感情』 嬰ヘ短調 Wq.67」などを披露。その後、ヴァイオリン、ヴィオラ、チェロ、コントラバスが加わって演奏されたモーツァルトの「ピアノ協奏曲 イ長調 KV414」では豊かな音色が会場を包みました。
レクチャーでは時代背景や楽器について紹介され、フォルテピアノやその時代の音楽への理解を深める機会となりました。
演奏の終わりには大きな拍手が送られ、来場者からは「当時の楽器による音を通じて、その時代に思いを馳せながら鑑賞することができた」といった声が寄せられました。
今年度の「時代の音 レクチャーコンサート・シリーズ」の公演は全2回を予定しており、次回は10月12日(土)、「シューベルトが生きた時代のピアノで聴く ピアノ五重奏曲『ます』」をテーマに同会場で開催します。皆様のお越しを心よりお待ちしております。