東北学院大学

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仙台市教育委員会連携事業「夏休み子どもイングリッシュ・キャンパス」開催報告

2024年08月28日

 8月21日、仙台市教育委員会との連携事業「夏休み子どもイングリッシュ・キャンパス」を五橋キャンパスで開催しました。
 この事業は本学と仙台市教育委員会が連携して行う活動で、大学生が英語の先生になり、自己紹介やクイズ、ゲームなどの活動を通して英語に興味を持つ小学生と交流を深めるものです。2年目となる今回は、仙台市内の小学校に通う5、6年生52名が参加しました。
 開催に向けては、文学部英文学科と教育学科に在籍する教職志望の2、3年生15名が清水遥准教授の指導のもと、指導案を作成したり教材をつくったりと準備をすすめてきました。

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 開講式で大西晴樹学長は「英語を学ぶということは、みなさんの出会いや世界を広げてくれるものと思います。今日は楽しんで活動に参加してください」と英語を交えて挨拶し、子どもたちを歓迎しました。
 また仙台市教育局学校教育部教育指導課の新妻英敏課長は「普段の英語の授業とは違った雰囲気の中、普段の学習を確認する機会となって、英語をもっと好きになってほしいです。実りある活動となることを願っています」と挨拶しました。
 その後、児童たちは学年ごとに分かれてそれぞれのプログラムに参加しました。5年生のクラスでは、食べものが書かれた紙を頭につけて、グループの人から英語でヒントをもらい、書かれている食べものを当てる「食材あてゲーム」から始まりました。次に、買い物でよく使用する「I want ~,please.」「Thank you」などの英語表現を発音して学び、指示された食材を買いに行くという、グループ対抗の「買い物ゲーム」を楽しみました。

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 6年生は英語での自己紹介やグループ作りと、「Head Shoulders Knees & Toes」の音楽にあわせて体の部位を英語で学ぶウォーミングアップの後、スポーツの絵が描かれたピクトグラムを見ながら「baseball」「soccer」「basketball」等の英単語を学びました。その後はスポーツに関するキャラクターをグループごとに考え、「He plays baseball.」「His eyes are cute.」等、キャラクター特徴を説明する文章をそれぞれ発表。どのキャラクターが一番人気か、挙手で投票を行い盛り上がりました。

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 活動終了後の閉講式では、各学年の代表の児童から「はじめは緊張しましたが、大学生の先生たちのおかげで楽しく参加することができました」「大学生の先生方がわかりやすく楽しく教えてくれたので、もっと楽しく英語を学びたいと思いました。将来に向けて英語を学習していきたいです」と感想発表がありました。
 最後に、清水准教授から「先生になるための勉強をしている学生にとって、今日の経験が将来の役に立つのではないかと見ていました。はじめはとても緊張していたようですが、最後には初対面とは思えないほど仲良くなっていて、とてもいい時間を過ごせたことと思います」と講評がありました。帰り際には、学生と児童が手を振り合いながら別れを惜しむ姿も見られ、「夏休み子どもイングリッシュ・キャンパス」は大成功のもと無事に終了しました。

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