【経済学部】篠崎剛教授がブータン王国において「日本の高度経済成長における貿易の役割」を紹介しました
2024年08月28日
8月20日に経済学部の篠崎剛教授がブータン王国において、ブータン財務省とJICAの共催で行われた ”Lessons from Japan: A Japanese growth miracle” にて「日本の高度経済成長における貿易の役割」を紹介しました。
このプロジェクトは、現在、急速な経済成長を目標と掲げるブータン王国に日本の経済成長の経験を伝えることを目的として、ブータン王国の財務省のDepartment of Macro-Fiscal and Development Finance が企画し、JICAブータン事務所と共催にて行われたもので、ブータン王国のLekey Dorji財務大臣をはじめ、JICAブータン事務所の山田智之所長、また多くの財務省関係者が参加しました。
日本からは篠崎教授をはじめ、名古屋大学大学院経済学研究科の柳原光芳教授と高崎経済大学経済学部教授の野崎謙二教授がブータン財務省に招かれ、篠崎教授が産業化と国際貿易が日本の高度経済成長に与える影響を、柳原教授が人的資本と物的資本が経済成長に与える原理と日本経済の経験を、野崎教授が明治維新から日本の産業化に係る政策をそれぞれ解説し、ブータン財務省関係者と活発に議論がされました。また、セミナーの前日には、財務大臣、JICAブータン事務所所長、マクロ財政部の局長と個別にミーティングが行われ、ブータンの経済状況と日本の経済状況について直接意見交換がなされました。
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