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【情報科学科】情報科学科の学生チームが岩手もりおか学生デジタルアイデアコンテスト2024で最優秀賞を受賞しました

2024年12月27日

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 情報学部データサイエンス学科の高橋秀幸ゼミに所属の教養学部情報科学科の岩上鈴実さん(3年)、栗原楓夏さん(3年)と岩手県立大学総合政策学部の菅原千寛さん(4年)によるチーム「さっこらツアーズ」が「岩手もりおか学生デジタルアイデアコンテスト2024」(主催:岩手もりおか学生デジコン実行委員会)に出場し、11月23日に岩手教育会館2階多目的ホールで行われた最終審査会の結果、最優秀賞を受賞しました。

 岩手もりおか学生デジタルアイデアコンテストは、岩手県内の産学官が連携して開催する、IT人材の育成・発掘や県内での実用化が見込めるデジタル技術の活用案創出を目的とした学生アイデアコンテストであり、160名を超える参加者による45チームから一次選考を勝ち抜いた10チームが最終審査会に出場しました。最終審査会では、様々な分野で活躍されている審査員によってアイデアの革新性、独創性、市場性、岩手県における実現可能性などの審査基準に基づき審査が行われました。

 学生チームは、岩手県の散策を支援するアプリ「おでんせ岩手~願いを叶える散策プランナー~」を提案しました。「おでんせ岩手」とは、世界が注目している岩手の散策における問題に着目し、観光スポット、散策の所要時間、天候などを考慮して簡単な操作で散策プランを提供するWebアプリです。具体的には、地図上を囲ったりなぞったりすると、おすすめスポットや散策に要する時間などの提示、また、3D都市モデルを用いて夏には日陰の多いところ、冬には凍結しにくところを提示、さらに、岩手県のオープンデータを活用し、岩手県内のお手洗いやAED設置場所、避難所などの場所を提示するアプリです。
 一次審査では、動画と説明資料を用いた審査(審査員による審査と一般投票)が行われ、学生チームは、2位で最終審査会への出場が決定しました。最終審査会では、開発したプロトタイプのデモンストレーションなども披露し、最優秀賞を受賞することができました。

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 遠隔会議システムを利用することで専門分野の異なる岩上さん、栗原さんと菅原さんが分野横断的に岩手県の問題や提案内容を議論しつつ、アプリ開発に挑戦できたことや多くの参加者の前でプレゼンテーションを行うこと自体が初めてであったためとても貴重な経験となったそうです。
 最終審査会は、2025年1月18日(土)に岩手めんこいテレビで放映が予定されています。

【関連先リンク】岩手もりおか学生デジタルアイデアコンテスト