東北学院大学

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【経営学科】ビジネス・ケース実習Ⅱ:戦略提案発表会を開催しました

2025年01月27日

 2025年1月24日に、経営学科「ビジネス・ケース実習Ⅱ」(担当教員:折橋伸哉教授・矢口義教教授)において、東北学院大学生活協同組合(宮城県仙台市)に対する戦略提案発表会を開催しました。当日は、同組合の松尾洋介氏(常務理事)と上岡大真氏に、授業にお越しいただきました。

 ビジネス・ケース実習という講義科目は、地域企業・団体の協力の下に、受講生が調査・研究するものになっています。しかも、調査・研究をするだけに留まらず、当該企業・団体の競争力を強化するための戦略を立案して提案することも行います。その戦略提案発表会には、経営者(もしくは経営幹部)の方に実際にプレゼンテーションを行い、その独自性や有効性について検証してもらいます。

 2024年度後期のビジネス・ケース実習Ⅱの後半では、東北学院大学生協を調査対象として調査・研究を行いました。同組合社は、本学において、購買、学食、コンビニエンスストア、そのほか学術サービスなどを提供する教職員・学生に対するサービスを提供しています。受講生は、5班に分かれて、フィールドワークで調査研究活動を進めました。

 受講生の発表タイトルは下記の通りです。
 1班:地域共創マーケットプロジェクトによる食生活支援+マーケティング・物流の実践学び事業
 2班:無人決済レジの導入
 3班:SNSを活用した宣伝強化
 4班:生協アプリを使ったクーポン配布による認知度の向上
 5班:近隣店舗の商品を活用したカフェ営業の実施

 受講生の発表には、自動車販売台数の拡大に寄与するもの、すなわち競争優位に直結する経営戦略的なものから、長期的視点でSDGs(持続可能な開発目標)に貢献する取り組みまで多岐にわたりました。

 松尾氏からも、「論理的な分析に基づく提案の高い整合性が見られた」、「若者ならではの斬新な視点が見られた」、「生協の今後の展開について活路が開ける提案だった」などのお言葉をいただき、高く評価していただきました。

 本学経営学科では、地域企業の皆様のご協力の下で、今後とも「理論と実践の融合」に基づいて、学生のビジネス・スキルを向上させるための教育を推進してまいります。

受講生の発表1

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受講生の発表2

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コメントをする松尾氏250127-2_3.jpg

※本授業の調査活動はTGGV150第Ⅱ期中期計画「プロボノ的ボランティア活動による地域課題解決と学生の実践的資質の向上」(B221)の一環としても行われています。