韓国・淑明女子大学校(Sookmyung Women's University)とデータサイエンス学科との国際研究交流会を開催しました
2025年06月11日
5月12日から13日にかけて、韓国・淑明女子大学校(Sookmyung Women's University)のYujin Lim教授およびLim研究室の大学院生2名が本学を訪問し、データサイエンス学科の高橋秀幸准教授および情報科学科4年生3名を中心とした国際研究交流会が開催されました。
5月12日には、Lim研究室による都市交通信号制御に関する研究紹介と、高橋研究室によるドローンを活用した防災・減災への取り組みに関する情報交換が行われました。また、日本と韓国における情報通信技術(ICT)の活用事例をもとに、今後の共同研究テーマの可能性についても活発な議論が交わされました。
5月13日には、データサイエンス学科の伊藤則之教授、菅原研教授、高橋秀幸准教授、渡邊圭講師、国際教養学科の房賢嬉准教授に加え、東北大学大学院情報科学研究科修士1年の劉旻周さん、情報科学科4年生3名も参加。AIの利活用を含めた次世代交通・教育分野におけるICTの活用について、日韓の視点から多角的な意見・情報交換が行われました。
また、研究室見学(ラボツアー)も実施され、菅原研究室の視覚支援学校向けのプログラミング支援に関するデモンストレーションや、工学部電気電子工学科の金義鎭教授によるヘッドマウントディスプレイ(HMD)やセンサを活用した研究紹介などが行われ、情報通信分野における多様な研究テーマへの理解と関心が深まりました。
今回の研究討論や交流を通して、参加した学生にとっても国際的な視野を広げる貴重な機会となりました。今後も本学では、淑明女子大学校との間で国際研究交流会を開催する予定です。