東北学院大学

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【経営学科】学生が日本航空の社員と山形県で地域活性化の取り組みを行いました

2025年06月26日

 6月13日と14日に、経営学科「演習」(担当教員:森下俊一郎教授、宋元旭准教授)の授業で、受講生12名と教員が日本航空東北支社の社員とともにJA全農山形を訪問し、山形県東根市と天童市のさくらんぼ農家でさくらんぼ収穫と選果作業の実習・調査をしました。日本航空東北支社と本学は、東北地方の活性化を目的に研究・教育・社会貢献に関して協業しています。その協業の一環として学生たちは、山形県のさくらんぼ農家が抱えている若年就労者の呼び込みや訪日外国人観光客への売り込み、新たなサプライチェーンの構築、他のさくらんぼとの差別化などの課題をテーマに、各グループに分かれて現地での調査と実習を行いました。

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山形でさくらんぼの収穫実習・調査に参加した経営学科の学生たち


 13日、貸切バスで本学土樋キャンパスを出発した学生たちは、JA天童地区センターに到着。日本航空の塩田信司様から、山形県のさくらんぼ事業の現状と課題、日本航空が地域農業の課題解決を支援する背景について講義を受け、その後1時間を超えるディスカッションを行いました。
 14日は各グループで農園に分かれ、早朝5時からさくらんぼ収穫や選果作業を行いました。講義や見学にとどまらず実際に作業を体験することで、さくらんぼ農家が抱える現状と課題について身をもって認識し、新たな問題意識と視点を得られたようです。作業後は、山形名物のラーメンや蕎麦を同社の社員の方たちと一緒に楽しみました。

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作業後、日本航空社員の方たちと親睦を深めました


 各グループは今後、今回の実習の成果をまとめ、7月にJA全農山形や日本航空の方に向けてプレゼンテーションを行い講評してもらう予定です。
 本学経営学科では「理論と実践の融合」を掲げて、今後も学生のビジネススキルを向上させるための教育を推進していきます。

※本活動は東北学院大学学長研究助成金の支援を受けております。