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仙台市教育委員会連携事業「夏休み子どもイングリッシュ・キャンパス」を開催しました

2025年09月08日

 8月21日、仙台市教育委員会との連携事業「夏休み子どもイングリッシュ・キャンパス」を五橋キャンパスで開催しました。この活動は、大学生が小学生の「英語の先生」となり、ゲームやクイズを通して英語の楽しさを伝え、交流を深めるものです。今年で3年目を迎える今回は、仙台市内の小学5・6年生51名が参加しました。当日の運営を担ったのは、文学部英文学科と教育学科に在籍する教職志望の2・3年生19名。清水遥准教授の指導のもと、この日のために指導案や教材の準備を進めてきました。

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 開講式では、村野井仁副学長(学務担当)が参加した子どもたちに向け「暑い中、英語を楽しく勉強するために来てくれてありがとうございます。短い時間ですが、楽しく英語を使いながら学んでほしいと思います。」と英語を交えて歓迎の挨拶をしました。また、仙台市教育委員会国際教育推進課の小田暁課長は「英語でコミュニケーションする楽しさを今日は感じ取ってほしいと思います。今日の体験がみなさんにとって実り多いものとなって、夏休みの良い思い出の一つとなることを心から願っております。」と述べました。その後、子どもたちは学年別に分かれ、各プログラムに参加しました。

 5年生のクラスでは、「英単語の穴埋め問題」にグループで協力して挑戦。「hospital」や「pencil」などの英単語を、みんなで知恵を出し合って完成させました。答えがわかるたびに歓声があがり、会場は大きな盛り上がりを見せました。その後、グループ対抗の「謎解きゲーム」も行われ、終始賑やかな雰囲気の中、プログラムが進められました。

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 6年生のクラスでは「国名ビンゴ」が行われ、スクリーンに映し出される国旗を見て、元気に国名を英語で答える声が響きました。さらに、大学生が「入国審査官」、小学生が「入国者」となり、空港での入国審査を英語で模擬体験。子どもたちは「Hello. This is my passport.」「I want to go to ~.」といったフレーズを実際に発音しながら、大学生とのやりとりを楽しみました。

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 活動を終え、閉講式では、各学年の代表から「謎解きゲームでみんなと協力して答えられたことが楽しかったです。」「始めは少し緊張していたけれど、大学生のみなさんが優しく分かりやすく教えてくれたので、緊張も和らぎました。そして、違う小学校の人とゲームを通して仲良くなれたので良かったです。始めより英語にもっと興味を持つことができました。」といった感想が発表されました。

 最後に、清水遥准教授から「5年生のみなさんは、難しい活動にもよく頑張って取り組んでいたと思いました。また、初対面にもかかわらずチームワークの良さに感心しました。6年生のみなさんも、普段の授業よりも英語でのやり取りが多かったと思いますが、しっかり取り組む姿が素晴らしかったです。これからも自信を持って英語を使ってほしいなと思います。」と講評があり、子どもたちから学生へお礼の言葉が伝えられて、イベントは盛況のうちに幕を閉じました。

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