東北学院大学

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「宮手圏つながりカレッジ2025」が終了しました

2025年09月18日

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 9月8日に、岩手県県南広域振興局が主催し一般社団法人いわて圏が企画・運営している「南いわて関係人口つながり事業『宮手圏つながりカレッジ2025』」の最後のワークショップが行われました。この事業は、地域に関わる仕事や職業への理解を深め、学生時代に地域づくりに必要なスキルや知見を高める大学生向けの人材育成プログラムで、今年で7年目を迎える今回は、仙台での座学と南いわて(岩手県南の8市町)で行うフィールドワークを通じて、「地域の仕事を紹介するインスタマガジンをつくり情報発信を行う」ことを活動のゴールにしています。本学はこのプロジェクトに共催として関わっており、仙台市内に通う大学生21名が参加しました。

 学生たちは6月の事業開始以降、インスタマガジン制作に向け計4回のワークショップに参加しました。ワークショップでは、南いわてや地域づくりに関する基礎、地域における取材活動やコミュニケーションの取り方を学びました。

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 8月には、「農業」「文化」「政治」「生業」「教育」「コミュニティ」「観光」「自然環境」のフィールドワークテーマで8つのグループに分かれて、実際に南いわてのキーパーソンを訪問し、活動への参加や協力、取材を通じて、地域に関わる仕事に対する理解を深めました。その後、同世代の人が関わることができる地域の取り組みや参加方法について、グループごとに記事制作を進めました。

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 そして今回、学生たちからフィールドワーク先での学びを生かした地域との関わり方、関係人口として地域に関わっていく同世代を増やすためのアイディアについてそれぞれ発表した後、岩手県県南広域振興局から参加学生一人ずつに修了証が授与されました。終了証が授与された後は、本学と岩手県県南広域振興局からそれぞれ講評がありました。教養教育センターの千葉真哉助教は「どの発表からも皆さんのアイディア、想いが伝わってすごく良かったと思います。私たちも皆さんの挑戦を全力で応援していきますので、頑張ってください。これからも一緒に地域の未来を考えて実行できれば良いなと思います」と述べました。また、岩手県県南広域振興局菅原健司局長は「皆さんがこのプログラムを通じて地域づくり人材の方々と出会ったことで、何を学び、何を魅力に感じ、そして何を課題と考えたのかを発信し、解決に向けて行動していくことが、今後の地域づくりにつながっていくのではないかと思いました。これをきっかけに、地域と継続して関わってもらえると有難いなと思います。」と述べました。

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