【中高大一貫教育事業】東北学院榴ケ岡高等学校2、3年次生の「TGタイム(総合的な探究の時間)」に学生がアドバイザーとして参加しました
2025年09月19日
8月29日、中高大一貫教育事業の一環で、東北学院榴ケ岡高等学校TG選抜コース2、3年次生の「TGタイム(総合的な探究の時間)」に学生5名が高校に出向き、アドバイザーとして参加しました。「TGタイム(総合的な探究の時間)」では、2年次生は地域が抱える問題について、3年次生はそれぞれの興味関心に基づいて設定したテーマについての課題研究を実施しています。
9月に発表を控えている3年次生は、進学希望の学科で学ぶ内容に関連する課題研究を行っています。学生は、高校生の作成したスライドを見て、個別にコメントをしました。
10月に発表を控えている2年次生は、4~5人のグループで防災に関連するテーマの課題研究に取り組んでいます。学生は、研究の進捗状況を確認し、アドバイスを行いました。
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【学生アドバイザーからのコメント】
・高校生が試行錯誤しながら探究を進める姿に刺激を受け、自分にとっても学びのある時間になりました。アンケートや情報収集に悩む生徒がおり、自分の経験を踏まえてアドバイスをさせてもらいました。
・生徒のみなさんは一人一人が、課題探究に「正解が定められていない」特徴を活かし、自分なりの主張やアプローチを模索している姿が印象的でした。どのような内容でも筋道が通っていれば意義ある成果となります。この点を意識して、来学期以降も課題探究を続けてほしいです。
・「1つ目の仮説の具体例」をそのまま「2つ目の仮説」として書いてしまう生徒が多く見られました。仮説を立てる意味や、「必ず正しい結論に導く必要はない」という点を改めて周知する必要があると感じます。
【東北学院榴ケ岡高校2年次生からのコメント】
・大学生の方から課題研究について具体的なアドバイスをもらい、自分たちだけでは気がつかなかった視点に気がつくことができました。今回の学びを活かして、研究の内容を深めていきたいです。
・私たちの班では立てていたテーマについて学院大の学生の方が相談にのってくださり、より深く学べるようなテーマにできました。先輩のように広い視野を持って考えられるようになりたいと思いました。
【東北学院榴ケ岡高校3年次生からのコメント】
・大学生の皆さんがアドバイスをくださったおかげで、スライドや発表内容を考え直すことができました。本番まで残り少ないですが、十分な準備をして発表に臨みたいです。
・大学生は自分にない視点からスライドに足りないところを指摘してくれて参考になりました。
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