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【経済学科】エスパル仙台との共同研究 最終発表会を実施

2026年03月26日

 経済学科の倉田洋教授のゼミナールは、仙台ターミナルビル株式会社(エスパル仙台)との共同研究の最終発表会を、3月4日に同社本社にて実施しました。本研究は、若者世代とエスパル仙台との関係をテーマとした産学連携の取り組みとして行われたものです。

 倉田ゼミナールでは、前年度に引き続き、エスパル仙台と東北学院大学との学術連携施策に関する覚書に基づいて、共同研究を実施しました。2025年度のテーマは「来たい・行きたい・働きたい エスパル仙台の創出」です。若者世代の来店・購買割合やアルバイト就業者が相対的に少ない現状を踏まえ、どうすればエスパル仙台と関わる若者が増えるかについて検討・分析を行いました。

 学生チームは、「購買」と「労働」の2つの視点から分析を行い、2025年11月にはエスパル仙台での見学および意見交換を通じて研究の方向性を定めました。さらに12月には本学においてアンケート調査を実施し、アンケート調査の結果を踏まえ、若者とエスパルの関係性を改善するための検討を行いました。

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 最終発表会では、縦スクロール動画の活用による情報探索コストの低減、大学生向け短期インターンシップの導入による就業機会の創出と企業理解の促進、若者向けウェブページの改善による情報発信の強化などの提案が示されました。

 発表後には、実務担当者との間で活発な質疑応答が行われました。エスパル仙台の方からは、具体性のある提案であり、学生らしい柔軟な発想が印象的であった、今後の営業戦略を検討するうえで有益な示唆を得られたといったコメントをいただきました。最後に、倉田教授より、ミクロ経済学の観点から、若者の効用構造に基づくインセンティブ設計の重要性について総括が行われ、発表会は盛況のうちに終了しました。

 東北学院大学では、今後もこのような学術的知見を社会に還元する教育・研究活動を推進してまいります。

【関連ページ】
・東北学院大学 研究シーズ集:経済学部 経済学科 倉田 洋 企業行動・政策に関する経済学的分析