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【経営学部】西脇貴准教授の共同研究"Risk premiums for time risk under GEDU preferences." がEconomics Letters誌に掲載されました

2026年05月07日

 本学経営学部の西脇貴准教授と、早稲田大学商学学術院の尾崎祐介教授との共同研究Nishiwaki, Takashi, and Yusuke Osaki. "Risk premiums for time risk under GEDU preferences." がElsevier社の発行するEconomics Letters誌に掲載されました。

 本研究は、結果が不確実な状況のもとでの意思決定を扱う「リスク・セオリー」という分野の理論的研究です。従来のリスク・セオリー研究では、受け取れるのが「50万円か100万円のどちらかわからない」というような金額のリスクに焦点があてられてきましたが、近年では、受け取れるのが「1年後か3年後のどちらかわからない」というような時間のリスクも重要な研究対象となっています。

 特に、2020年にDeJarnetteらによって発表されたGeneralized Expected Discounted Utility (GEDU) モデルは時間リスクも扱える一般的な意思決定の枠組みとして知られていますが、このモデルの下で、時間リスクに対する個人の態度の違いを測定する定量的な尺度は、これまで知られていませんでした。

 本研究では、時間リスクに対する個人間の態度の違いを測定するために、時間リスクに対するリスクプレミアムという概念を導入し、そのリスクプレミアムの大小関係が、この研究分野で相対的リスク回避度として知られている指標によって決定されることを示しました。この結果は、時間リスクを扱った実証研究などに、幅広く応用可能な理論的基礎を与えると考えられます。

【関連リンク先】
 Economics Letters:Risk premiums for time risk under GEDU preferences