東北学院大学

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経営学科の学生が「ビジネス・ケース実習Ⅰ」でさいとう製菓株式会社(岩手県大船渡市)を調査・訪問しました

2023年06月20日

 6月16日(金)に、経営学科「ビジネス・ケース実習Ⅰ」(担当教員:折橋伸哉教授・矢口義教教授)において受講生約30名が、さいとう製菓株式会社(岩手県大船渡市)を調査・訪問しました。
 ビジネス・ケース実習という講義科目は、地域企業の協力の下に受講生が企業を調査・研究するものです。また、調査・研究をするだけに留まらず、当該企業の競争力を強化するための戦略を立案して提案することも行います。その戦略提案発表会には、経営者の方に対し実際にプレゼンテーションを行い、その独自性や有効性について検証してもらいます。
 2023年度前期のビジネス・ケース実習Ⅰでは、三陸銘菓「かもめの玉子」で有名な、さいとう製菓様に協力をしていただくことになり、その調査の一環で同社を訪問しました。当日は大型貸切バス2台で本学土樋キャンパスを出発し、さいとう製菓本社にて、齊藤俊明会長による講義(さいとう製菓の歴史と展望)と、企画課の佐藤徳政主任から工場の説明を受けました。さらに、本社および工場の見学の後には、旗艦店舗「かもめテラス」へと移動し、最新の大型・複合型店舗を見学するとともに説明も受けました。
 ビジネス・ケース実習Ⅰの受講生は、これからSWOT、TOWS、STPMM、ベンチマーク/ベストプラクティスといった経営学的な観点に加えて、さらにはSDGs視点を盛り込みながら、さいとう製菓の「新しい」戦略を立案していきます。なお、7月21日(金)に、本学土樋キャンパスにおいて、齊藤俊明会長にお越しいただいて、戦略提案発表会を開催する予定です。
 本学経営学科では「理論と実践の融合」を掲げて、今後も学生のビジネス・スキルを向上させるための教育を推進してまいります。

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齊藤会長による講義

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講義を聞く経営学科学生

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かもめテラスを見学する学生


※本授業の調査活動はTGGV150第Ⅱ期中期計画「プロボノ的ボランティア活動による地域課題解決と学生の実践的資質の向上」(B221)の一環としても行われています。