＜第一部＞　【指　　揮】　　　中川　郁太郎
　　　　　　【独　　唱】　　　鈴木　美紀子（ソプラノ）
　　　　　　【オルガン】　　　今井　奈緒子
　　　　　　【合　　唱】　　　宗教部聖歌隊・東北学院中学校・高等学校有志
　　　　　　　　　　　　　　　曲目：シュッツ≪クリスマス物語≫より　ほか　　　
　　　
＜第二部＞　【オルガン独奏】　加藤　麻衣子
　　　　　　　　　　　　　　　曲目：O.メシアン：「キリストの昇天」よりⅡ天国を希求する魂の清らかなアレルヤ
　　　　　　　　　　　　　　　　　　T.エスケシュ：エヴォカシオンⅡ　ほか

【ソプラノ独唱】鈴木　美紀子　（ソプラノ歌手）

【オルガン独奏】加藤　麻衣子　（ルーテル学院中学・高校オルガニスト）

【第１部】　＜指　　揮＞　　　中川　郁太郎　　　　　　　　　　　　　　　　　　　　　　　　　　　　　　　　 　　　　　　　　

東京藝術大学音楽学部声楽科卒業、同大学院声楽専攻(独唱)修了、修士(音楽)。藝大定期ハイドン《天地創造》でデビュー後ドイツ、ライプツィヒに留学。帰国後、20世紀前半に同地でおこなわれたバッハの声楽作品演奏について研究し、立教大学大学院キリスト教学研究科で博士号(文学)を取得。シュッツより現代作品にいたる多数の宗教曲のソリスト・指揮者として活躍中。声楽を多田羅迪夫、末吉利行、故 太田直樹、H.Ch.ポルスター、故 J.シュテンプフリの各氏に、演奏法を故 東井美佳氏に、指揮を長谷川朝雄氏に師事。現在東京室内歌劇場会員、混声合唱団コルス・クビクルム東京音楽監督、K.M.C.合唱団指揮者、アンサンブル「ムジカリッシェ・ガルテン横濱」カペルマイスター。2016年より本学宗教音楽研究所特任准教授として、宗教部聖歌隊の指導・指揮にあたっている。

　　　　　　＜オルガン＞　　今井　奈緒子　　　　　　　　　　　　　　　　　　　　　　　　　　　　　　　　　 　　　　　　　　

東京藝術大学、ドイツ・フライブルグ音楽大学オルガン科卒業。オルガンを河野和雄、故秋元道雄、廣野嗣雄、ジグモント・サットマーリの各氏に師事。1985年ドイツ・ゲオルグ・ベーム国際オルガンコンクール、88年ベルギー・ブルージュ国際バッハ・コンクールに入賞。日本・ヨーロッパ各地におけるソロ活動のほか、経験豊かな通奏低音・アンサンブル奏者として共演者から信頼を得ている。ソロCDに「シャイトのアラマンダ」「バッハ：クラヴィーア練習曲集第３部」「スウェーデン7つのオルガン」等。バッハ・コレギウム・ジャパン創設時からのメンバーとして教会カンタータシリーズをはじめとする国内外での公演、CD録音に数多く参加した。現在東北学院大学教養教育センター教授、大学オルガニスト、同宗教音楽研究所員。日本キリスト教団霊南坂教会オルガン主任。一社)日本オルガニスト協会監事、日本オルガン研究会会長。一財）キリスト教音楽院評議員。

　　　　　　＜ソプラノ独唱＞　鈴木　美紀子　　　　　　　　　　　　　　　　　　　　　　　　　　　　　　　　 　　　　　　　　

仙台市出身。宮城学院女子大学音楽科卒業後渡欧。ベルギー王立リエージュ音楽院で最優秀賞を受賞し修了。フランス・バロック音楽、イギリス・ドイツ歌曲や宗教歌曲、オラトリオのソリストとして全国で演奏活動を行う。《バッハ・コレギウム・ジャパン》《アンサンブル・エクレジア》の国内・海外公演、録音に多数参加、ソロＣＤ「美しいフランスの歌」「美しい人は愛の庭に」を発表。「この世の雑念を忘れさせる」（金澤正剛氏・朝日新聞推薦版）「優れた工房のクリスタル細工に通じる優美と繊細、透明な美しさを感じる」（美山良夫氏・レコード芸術準特選）と絶賛を得る。バロックオペラの分野でもその魅力を発揮し、活躍の場を広げている。

【第２部】　＜オルガン独奏＞　加藤　麻衣子