阿部ゼミが東北ジョイントゼミに参加しました
2025年12月16日
阿部(労働法)ゼミは、弘前大学、岩手大学との合同ゼミに参加するため、11月15・16日に盛岡へ行ってきました。東北ジョイントゼミは、東北の先生方が企画し、20年以上続いている伝統ある合同ゼミです。
学院大の阿部ゼミは、2チームに分かれて、「公務員の副業」、「社内不倫」について報告しました。「公務員の副業」では、2025年6月に総務省よりだされた「地方公務員の兼業」に関する通知をベースに、さまざまな自治体での取組み状況、副業に関する裁判例を分析し、望ましい副業のあり方について検討を行いました。「社内不倫」では、社内不倫をめぐる懲戒処分、私生活への介入(プライバシー侵害)について、裁判例をもとに分析を行いオリジナル説を展開しました。事前準備では、4年生が3年生にアドバイスを行いタテの交流も深めました。
弘前大学が私傷病による復職、岩手大学が公務員のパワーハラスメントについてそれぞれ報告を行い、長時間におよぶ活発な報告・質疑応答が行われました。最優秀賞は弘前大学でした。合同ゼミの後には懇親会も行われ、こちらも盛り上がりました。
学院大のゼミ生たちは、自主的に何度も集まり、当日も堂々とした発表・質問への受け答えで頼もしく感じました。これをきっかけにゼミ生同士の仲もさらに深まったようです。今年度も、東北の各大学で労働法を学ぶ大学生たちが一堂に会し、共に学ぶ機会を設けられたことを嬉しく思います。
(教員 阿部未央)