東日本大震災によって、東北地区の大学・短大図書館においても甚大な被害を受けました。本学の図書館蔵書は約60万冊ありますが、そのほとんどが書架の破損や、蔵書が落下して損傷するなど大きな被害を受けました。震災後、多くの図書館などではこうした図書資料の補修をできるだけ自力で行うことが求められることから、資料補修・保存の専門家である国立国会図書館収集書誌部資料保存課の専門職員3名を招き、被災した資料の保存に関する講義、補修作業全般の実習講座を開催しました。実技指導もあるため40名の定員でしたが、東北地方の大学・短期大学図書館職員の参加により、定員オーバーの盛況でした。
　 この講座の模様は、7月27日のお昼のNHKニュースと夕方の「ニュースてれまさむね」で放送予定です。

■このページの内容に関するお問い合わせ

法人事務局　広報部広報課
〒980-8511 宮城県仙台市青葉区土樋一丁目3-1
TEL.022-264-6423 FAX.022-264-6478
E-mail:koho@tohoku-gakuin.ac.jp