9月10日（土）、東日本大震災から6ヵ月を目前にしたこの日、土樋キャンパス押川記念ホールにおいて、「東北学院創立125周年記念　東北学院大学文学部総合人文学科創設記念　姜尚中教授特別講演会」が開催されました。東京大学大学院の姜尚中教授による「生き抜く力」をテーマにした講演は、自身の生い立ちから、歴史、生物、芸術の分野のエピソードを含め、東日本大震災後の苦難にどう立ち向かうべきか…。さらに、教授が震災後に訪れた福島県の被災地での見聞や、被災者へのインタビューの状況を織り交ぜながら約100分間の講演でした。
　会場の押川記念ホールは400名ほどの満席で、階下の841教室と842教室にモニターを設置してライブ中継を実施。全会場を合わせて800名ほどの聴衆が姜尚中教授の講演に耳を傾けました。
　講演終了後は、階下の2教室の聴衆にも直にごあいさつをと顔を出し、参加者に語りかけていました。