2012年05月02日

　5月1日、本学交流大学であるドイツ・トリア大学のユリア・ベルグさんが本校を訪問しました。
　ユリアさんは2007年にスタディツアーのワークショップで、2008年には1年間本学に留学経験があり、「平安時代の庶民文化について」学びました。
　東日本大震災の被災者のためにと、トリア市内で募金活動を展開されました。街頭募金では善意を寄せてくれた人たちに折鶴を渡したり、好きな言葉や名前を日本人留学生が書いて渡したりと好評で、初日のみで1万ユーロ（約100万円）も集り、そのほかにもチャリティのクラシックコンサートや手作りのケーキを販売したり、最終的に4万ユーロ（約430万円）もの義援金を宮城県に寄付されました。

「ニュースで映像を見て、日本の友人にも連絡が取れずにとても無力感を感じました。でも募金活動を通して遠く離れたドイツからでも何かできる、力になれるということに気づきました。お小遣いから寄付してくれた子ども達や、ホームレスの方々も寄付してくださって、協力してくれたドイツ人にとても感謝していますし、感動しました。日本を応援しているので、頑張ってほしい。」とメッセージをいただきました。

【関連リンク】
＞＞トリア大学